迷惑電話や特殊詐欺の電話の防衛方法

2024年02月19日

高齢者を狙った特殊詐欺電話や事業所へ掛かってくる迷惑電話が中々無くならず、困ったものです。
我々事業者へは多様な営業電話が掛かってきます。
電話料金が安くなるので乗り換えないかとか、電気料金も同じように安くなる契約への乗り換えの催促、少し前は太陽光パネルの設置などの営業電話がしつこくて仕事の邪魔になっていました。
ホームページを持っている事業所へは既にホームページが開設されているのに、作成やSEO対策についての営業電話が頻繁に掛かってきます。
非常識な所は夕方とかではなく八時や九時頃の完全な夜に掛けてくる所もありました。
そのほとんどがフリーダイヤルの番号、0120や0900の番号から掛かってきますが、東京03も多いです。
なので、フリーダイヤルや03の番号を拒否にしておくと電話が繋がらないので、迷惑電話対策として有効でしたが、皆が同じように迷惑電話対策をし出すと、手を変え品を変えではありませんが、今度は携帯電話の番号で電話してくるのでとても困ります。
特に探偵の場合は、依頼の相談電話はほとんどが携帯電話から掛かってくるので、電話に出ないわけにもいかず、出てみると営業電話だったというケースが最近多くなってきました。
依頼の相談ダイヤルとして設置している電話なので、営業電話はお断りと告げて即電話を切ってしまいますが、どこからともなくまた違う所から掛かってくるので、営業妨害に近い状態です。
いくらフリーダイヤルの固定電話からの電話が拒否されているからといって、携帯電話で営業電話を掛けてくるのは、その時点で怪しい会社と認定されるとは考えないほどに程度の低い会社からの電話なのでしょう。
とても付き合っていられないと思っている事業者がほとんどではないでしょうか。
また、個人の固定電話については、いまだに特殊詐欺の電話が掛かってきているという防犯連絡が入る時があります。
当方は事業用の固定電話しかありませんので問題ありませんが、固定電話だけで生活している高齢者が狙われているので対策が必要ですね。
一番良いのは固定電話の解約をし、携帯電話に変える事です。
携帯電話の番号は中々漏れる事がありませんので、必要な知人の電話番号を携帯電話に保存し、その番号だけしか繋がらないように設定すれば、ろくでもない特殊詐欺の連中から電話が鳴る事はありません。
金融機関や行政機関その他については、固定電話の番号を届出してある方も居ると思いますので、それらについては、携帯電話の番号に変更になったと告げる必要がありますが、もし自分で手続きが難しいのであれば、家族に頼んでやってもらうと良いでしょう。
固定電話についても、電話に保存されている番号のみ着信させるという機能がありますのでそのような電話機に変えるという手段もありますが、よく説明書を読まないと、登録者以外拒否の設定は１２時間や２４時間後に設定解除となるという機種もあるので、毎日のように設定しなければならないので面倒です。
個人の方においては、とにかく知らない電話番号やフリーダイヤルの番号、050から始まる番号等は電話に出ないという対策を取ると良いでしょう。
これらの電話に出なかったからといって、不利益になる事はほぼほぼ無いと言っても過言ではないからです。
電話一本で高齢者から大金を騙し取る悪党から身を守るのはとても大事なことですから、対策をしてほしいものです。