緊急の浮気調査
2021年06月9日
浮気調査において、浮気をしているのが当日じゃないと分からないというケースがあります。
緊急で電話を頂き、今すぐに浮気の現場に行ってほしいという要望を頂いた探偵はたくさん存在していると思います。
もちろん当社でも何度も緊急の出動要請はありました。
これについては、冷静になって頂ければ、誰にでも分かる事なのですが、切羽詰まった心境の場合、そうはいかないのでしょう・・・
まず、探偵社に当日空いている調査員がいるかどうかという問題があります。
常に何人か余分に調査員を待機させていられる探偵社はそうそうあるものではありませんし、まず無いといっても過言ではないでしょう。
そんな営業をしていたら、人件費だけで大赤字になってしまいます。
なので、電話相談をされた時にたまたま調査員が空いていれば、なんとかなる可能性はありますので、問い合わせをするのは問題ありませんが、 別件で調査員が出払っていたり、勤務時間が終り、既に帰宅していてアルコールを摂取していたら、呼び戻す事は出来ません。
また、原則として調査を依頼される時は、事前に書面による契約が必要との業法による定めもあります。
なので、原則として、電話一本で調査現場に急行してほしいと言われても原則は出来ません。
ただ、近日中に事後的に契約書を交わして頂けるなら、例外として調査をする事もありますが、これだと料金トラブルになるので、当社では着手金の入金が無ければ、調査は行いません。
イタズラの調査依頼という可能性もありますので、無契約で着手金も無しという案件は受ける事はありません。
という事で、基本的には、ご来社されるか、どこかご希望の面談場所において、直接面談をし、調査内容を詳しくお伺いして、正確な見積書を提示させて頂き、料金やその他の契約内容にご納得された後に書面での契約となり、着手金のお支払いの確認が完了した時点で調査開始となります。
原則としてこの手順は省く事は出来ませんので、よほどの例外でなければ、今すぐ調査に向かってほしいという依頼は受ける事はほとんどありません。
これは大多数の探偵社が同じだと思われます。
浮気が継続されているから、浮気の事実を知ったという事がほとんどですので、慌てずに平静を装って、次回のチャンスを待つのが賢明なので、事後のチャンスを失ってしまうかもしれないような、慌てた調査はするべきではありません。
ただ、どうしても今回しかチャンスが無いという場合においては、お問い合わせをして頂くのは問題ありません。
その時に互いの都合が合えば、調査に出向ける可能性は少ないですがゼロではないからです。