茨城 探偵事務所 秘密厳守・安心低料金 / 興信所

2024年01月7日

新年早々ですが、探偵裏話をしましょう。
探偵は探偵業法がありますので、業法と一般法を守って営業しなければなりませんが、それを守っている探偵は極一部であると言っても過言ではないでしょう。
まぁきれい事ばかり言ってては世の中回っていきませんから、どこら辺かを基準にして、法を破ってでも生きていかなければならないとは誰もが心の中で思っている事でしょう。
こんな事を言うと、いわゆる炎上という事になるのでしょうが、炎上させるような人がどれだけ聖人君子的な生き方をしているのか、尋問してみたいものです。
車を運転していて、制限速度を超えた事が無い人はほとんど存在しないのではないでしょうか。
都会では中々無いでしょうが、田舎で立小便をした事のない男がどれほどいるのか、はなはだ疑問です。
多数の前で、特定の人のある事ない事悪口を言ったら、侮辱罪か名誉棄損ですが、飲み屋で愚痴っている人が悪口を言っているのを聞いたのは数え切れません。
他にも色々ありますが、これら軽微な違法行為をいちいち咎めていたらギスギスした世の中になり、これらを全て取り締まっていたら警察機関や行政の仕事が莫大に膨れ上がる事でしょう。
現実に、探偵業務の一環である近隣トラブルにおいて、隣の家の木を勝手に切ったり、除草剤を撒いたりして植物を枯らすという完全なる違法行為の証拠を持って警察に被害届を出そうとしても、受理してくれない事が過去にありました。
警察曰く、簡単に言えば、そんなたわいもない事でいちいち警察が出ていって事件化していたら、もっと大きな事件や凶悪犯罪が発生した時に対応出来なくなるし、検察官の仕事も増えるので、検察に嫌がられるので、話し合いで済ませられるものはそれで解決してもらうという方針のようです。
ただ、被害に遭った人にとっては、たわいもない事とは言ってられないのも現実です。
この辺りのさじ加減をどうするかが、世の中の難しさではないでしょうか。
という事で、探偵においても、違法行為と思われる、又は違法とまでは言えないグレーゾーンな依頼なのかと迷うような相談が入る事は多々あります。
が、ほとんどの探偵が依頼は受けてしまう事でしょう。
しかし当社の方針としましては、違法とみなされる案件においては、一切受件しない事にしていますので、貧乏探偵のままです。
別にカッコつけてる訳ではなく、違法な調査をすれば、弱みを持つ事になるのが嫌なだけです。
人に違法な事をさせてそれをネタに脅すのは昔からの悪党の手口です。
依頼人が悪しき者だった場合、自分で違法な調査を依頼しておきながら、探偵を脅す事だって考えられますし、また違法な調査によって窮地に陥った調査対象者が探偵を訴える事だって有り得ます。
そんな面倒な事になる可能性があるような依頼を受ける気がしないというのが本音です。
例を出せば、ストーカーからの依頼、ＤＶの加害者から被害者の所在調査、盗聴、盗撮器の設置やその他の不法行為が含まれる業務は一切受け付けておりません。
ただ、他所の探偵は平気で依頼を受けてくれると思いますので、そちらへご相談なさってください。