茨城 探偵事務所 秘密厳守・安心低料金 / 興信所

2023年12月8日

探偵に依頼して調査をする事になれば、当たり前ですが、調査費用がかかります。
その調査費用を捻出してまで調査すべきかどうかが考えられなくなるほど切羽詰まっていたり、意地になっていたりする依頼人様が存在します。
当社では、やっても無駄な調査や、やるべきではない調査は、依頼を受けない方針を取っています。
自画自賛するわけではありませんが、それが本来の探偵、いや人として当たり前の事だからだと思うからです。
例えば、もはや婚姻関係に無いと法的にも認められる状況において、不貞行為の証拠を取ったところで、自分に有益な状況になれないと思えば、無駄な調査費用をかける必要はないでしょうと伝えます。
また、貸金の返済を求める為に、債務者の行方を捉えて欲しいという依頼においても、仮にその債務者の所在を見つけたとして、その債務者に返せる資金がなければ、貸した金は戻ってきません。
無い所からは取れないという事は法的にも認められている事なのでどうしようもありません。
貸した側からすれば、返せないなら借金してでも返せと思われるかもしれませんが、そういった要求は法的に認められないので諦めるしかありません。
無理やりにサラ金業者や闇金業者の所に連れて行って借金させたりすれば、自分が刑法に触れる行為をする事になってしまい、善意で金を貸した側なのに、逆に自分が犯罪者になるという笑えない状況になりますので、絶対にやってはいけません。
また、探偵の依頼に多い、離婚問題についてもですが、慰謝料や養育費などの催促において、相手側が払ってくれない場合、相手の職場から差し押さえするという手段もありますが、その職場を変えられたら、変えた職場を見つけなければ、差し押さえは継続出来ません。
えた職場をまた見つければ良いだろうと思うかもしれませんが、繰り返し、職場を変えられたら、その都度新たな職場を調べる事になってしまいます。
そうなると、逃げられた、調査する、の繰り返しになり、手に入る相手からの金額に対し、調査費用の方が上回ってしまうという現象が発生します。
本来、払われるべき金銭が払われないのですから、それを要求するのは正当な行為です。
しかし、こういった民事の事例においては、警察などは介入出来ませんので、法の網を搔い潜り、払うべき金銭を払わず、相手が諦めるのを待つという汚い手段を使う者も存在します。
これは法改正でもしなければどうしようもありません。
探偵側からすれば、何度でも依頼を受ければ利益になるので問題はありませんが、それだと依頼人様から搾取しているのと同じです。
当社ではこれを説明しても理解して頂けない場合、依頼は受けずに他所の探偵社に相談して頂く事にしています。