警戒させないうちに浮気調査をする意義
2023年08月28日
行動調査においては、どのような分野においても、調査対象者からの警戒心が出ないうちに調査をしてしまうのが鉄則です。
浮気調査に関しては、正にそれが顕著に出る調査の一つといえるでしょう。
浮気調査の依頼を探偵にする前に、絶対にしてはいけない事が数点あります。
それは、配偶者に対して浮気の疑念を伝え、問い詰めるような行為です。
「浮気してるの?」とか、直接的な問いはもちろんのこと、疑われていると思われてしまうような言動や行為は本番の調査にとても悪影響となります。
もっと悪いのは、自分自身で調査をしてしまって、それが配偶者にバレてしまい、警戒度MAXにしてしまう事です。
こうなってしまうと、プロの探偵でも中々難しい調査になるのは当たり前ですが、調査が不可能というわけではありません。
ただ、大掛かりな調査になってしまい、調査員や調査車両の増加、その他の事前工作等が必要となり、通常の調査よりも莫大な費用が掛かります。
となれば、そんな高額な費用を払える方はそうそう居ませんので、調査自体が出来ないという事になります。
つまり調査が不可能と同意義となってしまうのです。
それでも無理無理調査を勧めて、取れもしない証拠を取ると言い、調査料金だけせしめる悪徳探偵も存在しますので、注意してください。
こうならない為にはどうすべきかといいますと、探偵に調査依頼をする前、そして調査依頼をした後、調査結果が出るまでは、配偶者に対して、浮気に関して知らぬ存ぜぬの態度を貫くのです。
精神的にかなりキツイとは思いますし、これまでの依頼人様もこの期間中の精神状態を正常に保てなかった人も存在します。
逆に調査結果が出る最後まで我慢された方は、痛快な逆転劇を演じられた方も存在します。
どちらが良いかといえば、我慢して最後に逆襲し、大逆転をした方が良いに決まってますよね。
ある依頼人様は、当社に途中経過を聞きに来られる時には涙を流しながら必死に気持ちを保つ我慢をされていました。
そして、当社からこれだけの証拠があれば、もはや配偶者から言い逃れは不可能なので、いつでも証拠を突きつけて良いですと伝えたところ、まさか浮気の証拠をつかまれていないとたかをくくっていた配偶者がある夜に離婚を切り出してきたそうです。
その理由はモラハラに近いような内容だったそうですが、本当の理由はコレなんじゃないのと当社で撮影した浮気の決定的な証拠画像を突き出してみたそうです。
配偶者はみるみる顔が青くなり、離婚を撤回し、その場で浮気相手にラインを入れ、不適切な関係をやめようと伝えたそうです。
浮気相手はそれを了承する返事をして来たそうですが、時は既に遅しです・・・
数分前にもっともらしい理由を付けて離婚を迫っていた者が、浮気の証拠を突きつけられた瞬間に降参し、離婚は取りやめ、浮気もやめるから許してくれと言われても、誰が許すでしょうか?
結果的には、配偶者も浮気相手も社会的地位がある者だったので、慰謝料の相場を遥かに超える金額を依頼人様は取得し、第二の人生を歩んでいったと連絡がきました。
このように、調査期間中の我慢はとても大事です。
調査対象者に警戒をさせてしまう前に調査依頼をするのが鉄則ですので、ご注意ください。