咄嗟の録音・録画が後の自分を守る
2023年08月22日
最近はスマホ機能の発達により、静止画の撮影は元より、録音や録画も簡単に行えるようになり、トラブル時の証拠用の記録を取りやすい時代になりました。
これまでは、第三者が居ない、又は紛争相手に与する者しかその場に居ないような状況において、音声や動画でも無ければ、相手の言うがままの水掛け論となり、自分に正当性があったとしても証明出来ずに悔しい思いをしてきた人も相当数存在すると思います。
スマホが普及する前は、ICレコーダーの活用が見られるようになってきました。
これは今でも有効な手段ですし、スマホよりも良い音声だったり録音時間を長時間に出来たりと音声の記録機能としてはこれが一番だと思います。
さらに小型化が進んで、カードサイズのものもあったり、ペン型のものも市販品で売っているので、一つは持っていると良いかもしれません。
車の事故やトラブル、あおり運転対策において、とても有効とされているので、だいぶ普及してきたドライブレコーダーの効果をみても、ICレコーダーの有効性は現在においても有効なツールです。
しかし今のスマホも段々と進化し、録音機能や録画機能も充実し、メモリーの増大化もあって、かなり長い時間の記録が可能となっていますので、スマホを活用しても良いでしょう。
ただ、スマホを持ち出して、さぁ今から録音するぞ、録画するぞという素振りをしてしまうと、相手も警戒してしまうのでトラブルの証拠が得られない可能性があります。
トラブル前であれば、防犯という観点からトラブルに発展させないという意義において、録音しますよ・録画しますよという素振りを見せ、相手に何もさせないという手段も取れますし、わざわざトラブルにしてしまわない方が利口ともいえます。
しかし、そんなのはお構いなしに攻撃してくるような相手の場合もありますので、何かしてくるのなら録画するぞと威嚇した事により、より狂暴化されてしまう可能性もあります。
これはケースバイケースなので、どれが正解かは相手次第と言えますので何ともいえません・・・
なので、即座に相手に気取られずに録音や録画のボタンを押せるように練習しておくと良いと思います。
音声の場合は問題ありませんが、録画の場合はカメラのレンズを相手方向に向けなければなりません。
この場合、手帳型のスマホケースだとレンズを向けられているという感じがしないので、手帳型のスマホケースは有効です。
スマホの持ち方で調節したり、胸ポケットにスマホを入れてレンズを前に向けとけば、録画し続けてくれますので、参考にしていただけたらと思います。
既にトラブルになっていて、攻撃してくる相手と接触するような機会が多くなると想定出来るのなら、秘匿カメラを購入して使用するのも一つの手です。
そうではなく突発的に起こってしまったトラブルについてはスマホの活用をお勧めします。