線状降水帯と台風のダブル攻撃にやられました・・・
2023年06月5日
強烈な台風を食らうと、床上浸水をしてしまう当社の事務所だったので、思い切って数年前に地盤を上げて豪雨被害を受けないようにしたはずだったのですが、それを上回る降水量の大雨を受けてしまい、またまた床上浸水になってしまいました・・・
以前は近所の家屋は洪水の被害を受けない地盤高で、当社だけが被害を受けていたのですが、今回は周りの人家まで被害が出てしまうほどの豪雨だったようです。
報道での天気予報では関東での被害はそれほどでもないような予報でしたし、実際に被害が酷かったのは中部地方の各県が多かったようで、茨城県の被害は確かにありましたが、想定外の被害といえるでしょう。
想定外の被害となると、どこまで事前に準備しておけばよいのかという問題が出てきます。
ほぼ気象災害に遭うような事の無い場所に住んでいるのに、厳重な被害準備をしている必要もありませんし、ナンセンスな対応となります。
例えば、場所が高台で、洪水被害のおそれはまず無いといえるような所に居住しているのに、洪水が起きた時の備えをしているとか、海岸よりもずっと高くさらに遠い場所に住んでいるのに津波の心配をする必要はありません。
ただ、ここ数年に関しては、これまでの歴史的な被災状況を鑑みて予測をするのは難しくなってきている気がします。
まさかここでこのような気象災害を受けるとは思わなかったという災害が起きているという事実があるからです。
もはやこれまでの記憶にないような大災害が起きるという事を考慮して待機していなければならない時代に入ってきたような気がします。
地球温暖化については、賛否両論があり、人類の生活によって巻き起こっているという理論と、地球の周期によってそういう時代に入っているという理論があり、どちらの理論においても、現在の地球においては大災害が起きやすいといえるでしょう。
今回、梅雨に入るかどうかという時期において、線状降水帯が発生しているという中で台風まで参戦してくるという天気予報がありました。
天気予報により災害に備えている方達は多数いらっしゃるでしょうが、ある程度以上の災害になった場合、もはや逃げるしか方法は無くなります。
つまり住居は捨てて自分の命を守るだけしか出来ない事態になるという事です。
当社も近くの河川が氾濫してしまったという情報が入らず、いつものように雨がやめば雨水もどんどん引いていくだろうとこれまでの経験を元に対応していた所、上流の河川が氾濫してしまい、事務所は洪水に飲み込まれてしましました・・・
これから先は、今までの経験は役に立たないと思って正解と思います。
想定外の被災が起きる時代に入っていると認識して生きていかないと、命まで奪われるかもしれません・・・