M1を見て、窮屈な世の中の打開が必要と思った
2023年01月20日
去年の年末のM1グランプリを見ての感想ですが、最後に優勝者であるウエストランドに、ダウンタウンの松本さんが「こんな窮屈な世の中であっても、キャラクターやテクニックさえあれば、毒舌も認められる事が証明された」というような事を言っていたと思いますが、まさにその通りだと思います。
立川志らくさんも、ウエストランドの毒舌を絶賛しており、本来のお笑いとは、毒舌交じりのものであるという事を再認識させられた回でした。
人を傷付けないという事はとても大事です。
それは本当に困っている人、本当に弱者な人、自分自身の努力ではどうしようもないという人に対しての暴言や罵りはいけませんが、そうではなく、自分自身でいかようにも出来る人にとっては、ただの怠りや、自分自身のやましい所を突かれているという事になり、冗談としてとらえるか、自分への戒めとしてとらえるかだけの事です。
受け手側がどう思うかが重要と言いますが、誉め言葉ですらセクハラと言われる時代です。
これではただの言葉狩りであって、なんの生産性もない、まさに窮屈な状況を作り出しているだけです。
さらに男女の境界を無くせだとかというナンセンスな主張も最近ではまかり通っており、ここら辺で一回白紙に戻してみてはどうかと思ってしまいます。
圧倒的に多い女性の保育士を保母さんと言うなとか、看護婦と言わずに看護士と言えとか、一言で男女の区別がつく言葉も無くされました。
病気で苦しい時に、看護婦さんに優しく処置された時のありがたさ、子供時代にやさしく接してくれた保母さんの事を、呼び方で見下しているわけがありません。
また、男には男にしか出来ない事、女には女にしか出来ない事があります。
男女平等と言うのであれば、ここに不均等さが出てくるので、辻褄が合わなくなります。
極端に言えば、兵士の数は男性が圧倒的に多く、女性兵士はごく一部です。
近代戦闘においては、指一本で相手を倒せるという意見もあるでしょうが、最前線で肉弾戦をしている兵士にとっては、元々の筋力や運動能力において性別で優っている男に軍配が上がるのは間違いなく、ごく一部の優秀な女性兵士を持ち上げたとしても、絶対数において少ないというのは間違いありません。
男には男の適正、女には女の適正があり、それを撤廃して考えるのはナンセンスです。
と同時に、男女を問わずして、冗談でからかうという事は昔から有る事であり、前述しましたが、自分自身ではどうにもならない弱者の場合はただのイジメになりますが、そうではない者であれば、それは自分にやましい所があって反抗しているだけとなります。
ウエストランドが、アイドルには引け目があると言ってましたが、何でですかと相方に言われたら、年齢から何から嘘を付いていると答えて爆笑となりました。
確かに、年齢を低く公表しているアイドルは多く、またスリーサイズや身長においても、信じられるものではありません。
自分自身でというか、所属事務所の意向かも知れませんが、嘘の公表をしている事をさらされたからといって、それを差別だとか、誹謗中傷と言って、言うなと言うのであれば、嘘のつき放題の世の中になってしまいます。
嘘を嘘だと言って、差別や誹謗中傷と言われ、真実も言えない世の中になっていいのでしょうか?
本当の事を、嘘だと報道しているメディアの方がもっと問題があるでしょう。
冗談も言えない世の中にはなってほしくないものです・・・