男女のもつれの犯行はなんとも
2023年01月18日
九州で、元交際相手の男が女性を刺殺したという事件がニュースでありました。
その他にも中学生が母親を刺殺した事件や、幼児を殺してしまった母親の事件などが、ここ数日で散見されていまして、なんとも殺伐とした世の中になっているようです・・・
その中においても、博多での刺殺事件においては、元交際相手の犯行という事で、探偵としても見逃せない事件といえるでしょう。
探偵が扱う調査のほとんどが浮気調査となります。
つまり、男女のもつれが原因での調査で、大多数が婚姻関係にある夫婦間の不貞行為なのですが、一部においては、互いに、又は片方が独身という場合もあります。
婚姻関係にある夫婦の場合、浮気・不倫は不貞行為となり、民法上の不法行為となります。
なので、その証拠が得られれば不法行為として民事上の加害者や被害者となるので、法的に裁いてもらえます。
しかし、婚姻関係にない、独身者の場合、交際相手が複数居たとして、法的に何の問題もありません。
最近では、芸能人や著名人の不倫を取り上げて、吊るし上げていますが、お互いに独身であれば、誰とどう付き合おうと、何人と付き合おうと、法的にはなんの問題もありません。
モラルの問題はあるとは思いますし、芸能人などは人気商売なので、独身者といえどもなん股もかけて交際しているとなると問題になるのか、ゴシップ記者がこぞって追及してきますが、本来はなんの問題もない事案であります。
そんな浮気性の相手が嫌であれば、別の相手を見付ければ良いだけであり、君一人だけだよと嘘を付かれたのであれば、嘘と気付いた時点で別れれば良いだけのことだからです。
しかし、婚姻関係にあった場合や子供が居る場合においてはそうはいきませんので、ワイドショーで吊るし上げられてしまうのです。
話はそれましたが、ここ数日に起きた博多での刺殺事件ですが、元交際相手が犯行に及んだというニュースが入ってきました。
別れた後の犯行だという報道でしたが、まさに男女のもつれだと思われます。
金銭問題なのか、感情の問題なのかは、これからの捜査で明らかにされると思いますが、被害者は、いわゆるシングルマザーという事のようです。
探偵に舞い込む浮気調査は婚姻関係にある夫婦だけでなく、独身者の浮気調査もあります。
しかし、独身者の調査を受けると、このような凄惨な事件に関係してしまうような事になりかねないので、受件する時にはとても慎重になります。