地方の防犯意識は最低レベルなので意識改革を
2023年01月16日
首都圏といえども、都心から少し離れれば、そこは田舎であり地方といえます。
地方には地方の生活形態があり、社会全体の常識とは違った考え方があるのを認識しといた方が良いでしょう。
それは防犯意識にもみられます。
ここ数日、当社の地域において強盗事件が発生しました。
今日現在においても、まだ逮捕されておらず、発生地域の住民としては危機感を持った方が良いのは当たり前です。
しかし、地方の防犯意識は、性善説によるものがあるのか、とうてい信じられない考えをしていると思われるふしがあります。
最大の不用心な行為といえば、家の戸締りが杜撰という事です。
面格子もない窓を開けっぱなしにしているのはもとより、玄関すら施錠していない家がかなりの比率で存在しているという現実があります。
泥棒や強盗からしたら、こんな簡単に入れる家があるのか?とビックリするほどだと思います。
ある知人の昔話に、五人家族で暮らしている家に、全員が就寝していた状態で、家の金品を全て盗まれて、朝起きてから気が付いたという漫才のような出来事を聞かされた事があります。
原因は一番末の娘が、夜遅くに帰るという事で裏戸から家に入るという事になっていたそうですが、カギを閉め忘れた事によって簡単に泥棒に侵入されたとのこと・・・
多種多様な方法でカギをこじ開けて侵入しようとしている泥棒にとっては、カギが開いてたらこれ以上ないカモな家となり恐悦至極という皮肉な感情を得たことでしょう。
自暴自棄になっている強盗犯などにおいては、昼夜関係なく襲ってくるので、昼間だからといえ、玄関のカギを掛けないというのは防犯上極めて不用心です。
田舎においては、事前連絡、つまりアポを取らずに、突然来訪してくるのが当たり前になっており、親せきや親しい間柄の者は、勝手に玄関を開けて入ってくる事など普通の事です。
それが悪いとは言いませんが、そこに悪人が現れたらひとたまりもないのは考えずとも分かる事であり、現代の世の中において、自分の住んでいる田舎において、そんな凶悪犯罪が起きるであろうかなどという古い考えは命知らずと言ってもいいでしょう。
どこかで恨みを買っている行為をしていたりしていなくても、全く見ず知らずの強盗に襲われる事も現実にはあるということを再認識したほうが地方に在住している方達は良いでしょう。
きちんと玄関を施錠していたとしても、開いていると思って呼び鈴を鳴らさずにガチャガチャ開けようとする田舎の人が多いのにもビックリします。
都会であれば、人の家の玄関を勝手に開けようとするのは犯罪と言ってもいいでしょう。
不用心に生きるのは勝手ですが、自分が被害者になった時に後悔してからでは遅いのです。