冬季の調査において降雪した場合の対応
2022年12月5日
契約する時に書面にて説明は為されているのですが、調査現場において、多種な障害が発生した時の取り扱いについてですが
冬季においての、ある水準以上の降雪があった場合、調査は中止とすると当社では規定しております。
中止となった場合、調査日を変更して対応します。
例外として、調査日にどうしても出かけなければならない事情、例えば旅行に行く為に予約を入れてしまってある等の場合は
出来る限り対応しますが、それでも降雪の度合いによっては中止とさせていただきます。
降雪時の車両の走行はとても危険であり、さらに尾行となると特殊な運転をする必要があることから、さらに危険度が増します。
なので、調査員の安全の保持の為に降雪時は調査の延期という形をとらさせて頂いております。
浮気調査等の場合、不倫カップルにおきましても、車両事故の危険を冒してまで出会うケースはまれであり、無理無理調査をしたとしても空振りになる確率は高いというデータが有ります。
危険を冒して調査をして、さらに空振りでは、全てにおいて利する事はありません。
冬季の降雪時以外にも、暴風雨や大雨、台風や地震などが発生した場合や何らかの暴動が調査現場となる付近で起きた場合等は同じように調査は中止となります。
ほとんどの依頼人様は同意されて契約されるのですが、一部の方におきましては、雪程度では調査を実行してほしいという要求をされる場合があり、面談時に再三ご説明をする事にしております。
不倫カップルにおきましても、上記のような災害や悪天候時にまで会う事はまれであり、継続して不倫しているのであれば、証拠を得るチャンスは以後にいくらでもあります。
また、証拠の撮影におきましては、探偵の撮影法として、ある程度離れた場所、調査対象者から死角となるような場所からの撮影がほとんどですので、大雨や大雪の場合、雨や雪のカーテンがカメラと対象者の間に発生し、またレンズに水滴が付着し、証拠としての映像とはいえないものしか取得出来ない場合があります。
通常の雨程度であれば問題ありませんが、大雨の場合にはやはり調査は中止すべきです。
過去の調査において、気象条件の悪い日に調査をした場合、対象者を尾行すると不倫相手とは会わずに自宅に戻る事が多くありました。
なので悪天候時に無理やり調査をすると空振りになって調査費だけがかさみ、依頼人様の負担が多くなってしまう可能性が高いという現実は認識されるようにご説明しております。