高齢化社会と熟年不倫の関係性はあるのか
2022年09月12日
世界的に寿命の長い日本ですが、環境や医療の発達、健康に対する国民の感覚などと色々な要素があるとは思いますが、現実に長寿国になっているのは間違いありません。
昨今の円安や、30年に及ぶデフレや賃金が上がらないという国家としてどうなのかという現実はあるにしても、ある意味において日本は底力があるといえると思います。
そんな中、探偵業界としては、寿命が長くなると共に、健康年齢も上がり、近年ではお爺さんがお爺さんでなくなっているという状況を鑑みさせられます。
以前は、最高でも50代が最長年齢だった不倫調査が、最近では70代にまで及ぶ事があります。
もちろん薬でドーピングをしているという側面もあるのでしょうが、それにしても元気なお爺さんが増えたといえるでしょう。
そういった、高麗化社会と医療の進化だけでなく、これまでの熟年不倫の原因については、過去から現在においても変わる事はあまりないといえます。
早ければ40代、平均して50代の男性は、収入の面と子育ての面で一段落がついた年齢と言えます。
もちろん晩婚だったり、低収入の場合は別ですが、そこそこの収入があり、子育てが終わりかけるか終わってしまった場合、自由になるこづかいが増えたり、配偶者との関係性も変わってくるので、第二の人生を謳歌しようとするのでしょう。
そこでまだ体が効くうちにもう一花咲かせようと始まるのが、熟年不倫です。
逆の場合は、夫から女扱いされなくなった女性が不倫に走るというのがあります。
昭和の中期の頃には、55歳が定年という時代もあり、60歳手前となると完全な初老という外見の男性が多く見受けられました。
女性においても60歳前後といえばお婆さんという認識がほとんどだった時代といえます。
あれから30年程度経過しましたが、60歳過ぎても男女共に若々しい人がかなり増えています。
もちろん個人差はありますが、健康や体型、美容に気を付けている人はとても50代60代に見えない人が増えています。
髪型についても昔はおばさんバーマばかりだったのが、若い人と同じ髪型にする初老の女性も多く、男性もオールバックや七三の髪型は少数派になり、坊ちゃん狩りみたいな若者の髪型にする初老の男性も増えています。
また、薄毛解消の薬なども最近では買える事から、男性の禿げが少なくなってきており、それも熟年不倫を増加させている一因といえるでしょう。
そろそろ終末期について考えなければならない年齢になっているのに、不倫で離婚するというトラブルを起こすというのは恥ずべき事と思いますが、これも高齢化社会によるものなのでしょう・・・