相手の目的が何かを知ると騙されない
2022年05月9日
世の中には詐欺まがいの商品がごまんとあふれています。
最近では情報商材が多く出回っているようですし、また貯蓄より投資という政策からの投資詐欺のようなものもあふれていますので、気を付けてください。
だいたいが、お金が稼げますという謳い文句で始まりますが、何で赤の他人にお金儲けをさせてあげようと思ったのかを考えてみましょう。
詐欺ではありませんが、証券会社の営業マンや投資会社の営業等が飛び込みで会社の事務所に営業に来ることがあります。
時間があったりすると、ついつい話を聞いてしまいがちですが、時間の無駄ですので、止めておいた方がいいでしょう。
証券口座を持っていないなら、その証券マンの会社が気に入ったなら、そこの証券口座を作るのは問題ありませんが、勧めてきた商品や個別株、先物取引等の商品については、話を鵜呑みにしたりすると痛い目に遭う事が多々あります。
証券マンや投資の営業は、証券口座を作らせる事や商品を買わせる事が目的です。
運良くその商品で大儲けを出来ればいいのですが、買った後の売買については自己責任となり、売り時等はほとんど助言してくれません。
商品の買い替えは勧めてきますが、それは新たな商品を買わせたら手数料が入るからです。
買い替えをして、今持っている株などよりも、さらに運用益が出たなら、それはとても優秀な営業マンと言えるでしょう。
しかし、証券マンは自分で商品を自由に買えないので、投資の取引の実践力が無く、証券マンの言う事は参考程度にしかなりません。
また、先物取引等の商品を勧めてくる営業も、そんなに儲かるなら自分らでやればいいのに?と聞くと、自分自身では買えない決まりがあり、また何親等までも買えない決まりがあるので、自分達では運用出来ないという理屈を言ってきますが、そんなに儲かる商品であれば、親類ではない知人に種銭を渡して運用してもらい、利益が出たら折半にするとか、やり方は色々あるはずです。
それをしないのは、間違いなく儲かる商品ではないので、手数料が欲しいだけなのです。
情報商材等も全く同じです。
そんなに儲かる仕組みがあるのなら、自分達のグループを作って自分達だけで利益を上げれば良いのに、なぜそれをしないのか?
儲け話を持ってくる者、又は儲け話の広告を出している所は、他人に儲けさせるのではなく、自分達が儲ける為に商品を勧めてきているのです。
熱心に勧誘してくるという善意でとらえるのではなく、しつこく勧誘してると悪意でとらえましょう。
そして、今だけ限定とか、人数制限があるとか言う話を持ち出してきたら、即刻話は切り上げて、営業に帰ってもらうか、電話だったら切ってしまいましょう。
投資や副業で稼げている人はほんの一握りです。
彼らは自分自身で情報を集め、自分流の型を身に着けて、他人に依存しない方法で勝ち続けているのです。
横着して安易な儲け話に乗ってしまうと、場合によってはとてつもない被害に遭ってしまう事もありますのでご注意ください。