性格の不一致
2022年01月23日
離婚の原因に「性格の不一致」を理由にあげる人が多いですが、なんの前触れもなくこれを言い出して離婚をしようとしてきた場合、隠れて浮気をしているかもしれません。
上手に浮気をしている人は、家庭ではいつも通りに振舞う事が出来るので、まさか浮気をしていたとは夢にも思わなかったという依頼人様もいらっしゃいます。
家庭環境になんらトラブルが無いにもかかわらず、配偶者が離婚を要求してきたら「まさか浮気してるの?」と言ってしまう前に探偵に相談しましょう。
浮気をしているのか?と問われて「あぁ浮気しているよ」と答える人はごくわずかだと思われますので、浮気を疑われたら、警戒モードに入ってしまいます。
一度程度、他に男(女)が出来たの?と聞いてしまった程度では、大丈夫ですが、あまりしつこく問い詰めないようにしていてほしいのが探偵の願いです。
浮気でもしてるの?と聞いた所で「してない」と答えるはずですから、そこで終わりにしておくのが賢明です。
この時点ではまだ、浮気が黒なのか白なのかは分かりません。
明らかに、疑いを持てる行動や間接証拠が出ているなら別ですが、青天の霹靂で離婚を告げられた場合は、まず疑われるような行動はしていないので、謎だらけの状況といえるでしょう。
ここで調査をして、浮気をしているのか、していないのか、浮気をしているなら誰とどれ位の頻度でしているのか、浮気をしていないなら、何が原因なのか、配偶者の行動調査をすれば、ほぼ判明してきます。
浮気をしている場合なら、異性と会っている所をとらえる事になりますし、浮気をしていないなら、離婚の理由につながる何かの行動をとらえられる可能性があります。
浮気調査をすれば、必ず浮気していたという結果を得られると思っている方も少なからずいらっしゃいますが、そうではありません。
過去の調査案件では、奥さんに酷いことを言われて傷つき、家に一緒に居たくないので、残業も無いのに夜遅くまで近所の公園で暇を潰してから帰宅するという対象者も居ました。
これは調査員が身分を偽って公園に居る対象者に近付き、家庭の愚痴を対象者に聞いてもらい、対象者の同調行動を引き出すという調査手法でとらえた対象者の胸の内です。
対象者が言うには、住んでいる住居を貶されたり、仕事や給料の面で小言を言われたのが発端らしく、軽くケンカになった時に出生の事まで言われて、そこで限界が来たという事でした。
依頼人様は、夫に酷いことを言ってしまったと後悔し、謝ってやり直す決心をしたと言って帰っていきました。
このように、調査をしてみると意外な結果になる事もあります。
謎だらけの離婚の宣告を受けたのであれば、調査をしてみる事をおすすめします。