帰省ラッシュとあおり運転
2022年01月3日
ここ数年であおり運転の問題が社会問題となり、新しい法律まで出来る始末になりました。
なのに、あおり運転が無くならないのはなぜなのでしょうか?
それはおそらく、あおり運転をされた側にも問題があるからだと思います。
こういう意見を言ったコメンテーターが、あおり運転が問題視された時に大炎上しましたが、私はコメンテーターと同意見です。
確かに、不愉快な行為をされたからといって、あおり運転をするのは正当化は出来ません。
これはあおり運転に限らず、社会活動をする上で、不愉快な思いをしたからといって、相手に対して何らかの実力行使をするのはいけないことであり、違法行為になります。
なので、あおり運転をした者が悪いのには変わりはなく、非常に浅はかな行為であります。
ただ、あおり運転をされて、不愉快どころか、恐怖感までおぼえるのであれば、あおり運転をされないような運転を心掛けるというのも無くてはならないのではないでしょうか?
例えば、本線に入りたいのに入れてあげない、本線に合流したいのにどいてくれない、追い越し車線なのにゆっくり走っている、危険な状況でもないのに制限速度以下でノロノロ走っている等、その他もろもろ、自分がされたらムカムカするような運転を自分でしていないか自問自答してみると良いでしょう。
道路しか見えない田舎道の空いている道路で、30km位の速度で前をずっと走られたら、たいがい嫌気がさしてくるのは言うまでもないでしょう。
また、あおり運転による高速道路での死亡事故の問題がありましたが、あれはパーキングで変則的な駐車をしている者に対して、暴言をはいて注意した事からトラブルになったのが真相のようです。
車に乗ると、自分の力量以上の力を発揮できると勘違いしてしまう人がいるのは昔から分かっている事であり、車に乗ると人が変わる人というのは昔からいました。
車という人の何百倍か何千倍か分からないほどの力を発揮できる機械に乗って、さらにカギを閉めれば無敵になれると勘違いしての行為だとは思いますが、相手も車に乗っていれば、力の差は変わらぬどころか、狂気を持った方が強くなるのは、車の有る無しに関係なくなります。
正月休みが今日で終わり、帰省ラッシュになっていると思われますが、車の運転は、他のドライバーに不愉快な思いをさせないと共に、親切な運転を心掛ければ、あおり運転の被害にも遭う事は限りなく少なくなるはずです。
あおり運転されないような運転を心掛ける事というのもとても大事だと思います。