弁護士選び
2021年11月4日
不倫による離婚問題は、法的な知識が必要となりますので、素人考えで行動するより、法律家に依頼した方が無難な場合が多いものです。
法律家は弁護士だけでなく、司法書士や行政書士なども法律家の一員です。
しかし、弁護士は法的な行為に対して全てにおいて活動する事が出来ますので、司法書士や行政書士のような業務に制限が無いのが強みです。
ただ、弁護士は料金が比較的高いという側面もありますので、代理人として全てを任せるというのではなく、内容証明郵便の送付だけとか、少額の案件の場合においては司法書士や行政書士に依頼して、料金を抑えるという考え方もあります。
内容証明等においては、それ専門で営業しているような行政書士も存在しますので、そういった方は下手な弁護士よりも強烈な文面のものを作れる場合があり、有効な手段の一つです。
それはさておき、代理人として紛争相手と直接交渉出来るのは、一部を除いて弁護士だけとなりますので、最初から弁護士を頼んでしまうのも一つの手です。
途中から、自分の業務の範囲を超えるので、ここから先は弁護士にお願いしますと言われてしまう場合もあるからです。
という事で、弁護士はどうやって選ぶのかという話になるのですが、海外の弁護士は、自分の専門分野を公にして活動しているので、自分に起きている法的な事象の分野に当てはめて、弁護士探しが海外では出来ます。
しかし、日本では全ての法的業務が出来ますという感じで法律事務所を営業しているので、何が得意分野なのか分からないのが実情です。
最近ではホームページを開設している弁護士事務所も多く、得意分野が何なのかを公表している所もあるので、もし離婚問題での相談なら、そういった所へ行かれると良いと思います。
ただ、法的な手続きをするとなると、その根拠が必要となり、それが無ければ弁護士も動きようがない場合があります。
不倫問題であれば、配偶者の不倫の証拠が必要ですし、不倫相手への慰謝料請求となれば、不倫相手が誰なのか、どこに居住しているのかが分からないと、いかに弁護士といえどもどうしようも出来ません。
なので、順番から言えば、探偵を使って証拠をつかみ、それを持って弁護士事務所へ相談に行くというのが順当な流れになります。
探偵であれば、民事に強く離婚問題にも対応可能な弁護士を知っている事が多く、弁護士探しをする手間が省け、ワンストップで最後まで行けます。
最近では弁護士の数が増えてしまい、修行せずに開業してしまったような弁護士も存在しますので、弁護士選びは重要です。