探偵のトイレ事情2
2021年10月29日
前回、探偵にとって、トイレの問題はとても大事だという事を書きました。
書ききれなかったので、パート2です。
探偵が、調査中にトイレに困らないように、食事を制限して(大)の方をしたくならないようにしているという事は前回に書きました。
他社の探偵も同じようにしているわけではなく、トイレ事情は探偵によって様々だという事も書きました。
今回は、探偵にも男女があるという事で、男の探偵と女の探偵のトイレ事情を書こうと思います。
探偵は、圧倒的に男が多く、女性の探偵は少数です。
女性でも探偵に興味をもったり憧れたりして、調査員として入社されてくる方もいらっしゃいますが、ほとんどの方が離脱していきます。
そんな事ないだろう、女性探偵としてテレビやメディアに出ている女性探偵もいるじゃないかというかもしれませんが、それは経営者になっている代表の方であって、現場に出ている調査員はあまりいないのです。
では、なぜ女性は探偵を長く勤められないのかと言いますと、それは今回のテーマのトイレ事情が深く関係しているのです。
男性には、本来やってはいけませんが「立小便」という技があります。
ちょっとした陰になっている場所や雑木林などや空き地などで、ちょっと済ましてしまう事が男には出来ます。
女性に出来ないのかと言われたら、出来なくはないのでしょうが、かなりの抵抗感があるのは間違いないでしょう。
さらに女性の場合、小の方でも紙が必要になりますので、拭いた紙をその辺に捨てていくわけにもいきません。
そして、車中での張り込みの場合、今ではホームセンター等で、携帯用のトイレが売っているので、それを使用して(小)をするのですが、一人でなら問題ないでしょうし、女性同士なら許容できるでしょう。
しかし、男性とのコンビでの調査の場合、相棒の男性探偵のそばで用を足すのはよっぽどの仲になっているか、度胸のある女性か、プロ意識の強い人かでないと無理でしょう。
探偵は一瞬も目が離せない場面が多い仕事ですので、ちょっとトイレに行ってきますという都合の良い状況ばかりではなく、車中や野外で用を足せるようでなければなりません。
ここが女性探偵がトイレ事情によって離職していく原因になっているのです。
ある知り合いの探偵から聞いたのですが、昔、気合の入ったおばちゃん探偵が居たそうなのですが、「調査中にトイレなど行ってられっか」とオムツをはいて調査にのぞんでいたプロが居たそうです。これを聞いたときは「プロだな・・・」と思いました。