どんぶり勘定に注意
2021年10月13日
探偵社によって、料金設定は様々であり、料金の相場もあってないようなものと思ったほうがいいのかもしれません。
そういった中でも、時間制の規定料金を設定したり、経費についても明朗にしている探偵社もあり、当社も採用しております。
逆に、何をもってこの料金になったのか、さっぱりわからないという見積もりを出してくる探偵社もあるようで、過去にそういった見積もりを提示されたという方が当社に来られた事が幾度かあります。
ほとんどの場合、総額でいくらというものが多く、多少詳細にしていたとしても、一日いくらというガバガバな見積もりを提示しているようです。
見せて頂いた、他社の見積書は、三日で百万円となっていました。
確かに、三日間の24時間を全て行動調査をした場合、見積額が百万円になってしまう場合もあります。
しかし、その見積書や契約書には、一日に何時間調査をするという明記は無く、調査開始時刻や終了時刻の設定も何も見当たりません。
当社でも、お任せコースのような調査契約もあり、決められた日数の中でこちらに任せて頂いて、調査結果を出していくという設定のものもあります。
しかし、正直言いますと、調査結果を出す為には、それこそ24時間調査をしなければならない日も出てくる場合もあり、探偵社側にはあまり得にならない料金設定だともいえます。
ただ、その料金が破格のものであれば別です。
24時間フルに数日調査をしても、数百万円の料金が入れば、全ての経費を差し引いて、適正な利益を差し引いてもお釣りがくるでしょう。
ただそれでは、お金持ちの方しか調査が出来ない事になってしまいます。
当社に来られた相談者は、前に面談した探偵社の営業さんに、こんな高い金額では、依頼する事は出来ないと言ったそうです。
すると、知り合いの消費者金融があるので紹介しますと言われ、借金してまで調査をすべきだと言うので、不信感を持ち、断ろうとすると、いきなり見積額が半分になったそうです。
これをよく考えてみると、当初の見積額から半分にしても利益が出るという事の証明がされた瞬間です。
赤字や利益無しの仕事をする人はいませんので、半額にしたとしても十分に儲けが出る元値だったという事です。
その半額になった金額でも払えないほど高かったので、当社に来られたという事でしたが、当社の見積書と契約書が詳細なので、びっくりされていました。
調査日ごとに料金を割り出し、必ず必要な経費を添えて合計額を出した見積書ですが、これが普通の見積書であり、びっくりされる事にびっくりしました。
どんぶり勘定で高額な料金を支払った場合でも、追加料金を請求される事もあるので、細かな料金設定が無い探偵社には注意しましょう。