怪しい相手の結婚調査
2021年09月2日
結婚前に、婚約者の調査をするのは昔からある古典的な調査です。
結婚は人生の一大事ですから、相手の素性を知る事は大切な事であり、正当な権利だといえるでしょう。
本来であれば、婚約者側から自分の素性を正直に話し、家族にも会わせ、誰もが認める結婚をするのが常識的です。
中には、親や親族が反対するので、認められなくても勝手に結婚してしまう人達も居ますが、それは個人の自由なのと親族間の問題なので他人がとやかく言うべき事ではないでしょう。
認めるも、認めないも、双方の素性が正確に分かっている場合の話であり、それすら分かっていない、さらには婚約者が家族に会わせない、家族の事を話さないというのでは話になりません。
婚約者の素性が、婚約者の言っている通りで間違いないのかどうかの調査をするのは、調査をする価値はあると思います。
中には、家族ぐるみで、知られたくない事情を隠しているという場合もあるので、安易に婚約者の言う事を信じてしまうのは危険だからです。
全てオープンになっていると思われる場合は特に気にしなくて良いですし、まともな家庭なら普通は家族の結婚相手には自分達の素性を明かして、相手側からも認めてもらって円満に結婚というのが真っ当な考え方であり、大多数がそうしている事でしょう。
しかし世の中には、色々な人がいるもので、調査の相談を聞いているだけであきれてしまう話もあります。
普通は、結婚する者同士が、交際中にお互いの家族の事を話し、正式な結婚前に互いの家に結婚の承諾を得るための訪問をし、その後互いの両親や兄弟等と面会し、結納などを経て、結婚という形になるはずです。
さらには、結婚式を挙げてから婚姻届けを出すという場合もあり、全ての儀式が済んでから、法的に夫婦になるという形をとる人も多く存在します。
これとは逆に、とにかく婚姻届けを出して夫婦になろうと急かせる人が居ますが、これは注意が必要です。
この場合、相手の家族の事も適当に話していたり、家族とも会わせてもらえていない、声も聞いたこともなければ、写真すら見せてもらっていない等という場合、絶対に婚姻届けにはサインしてはいけません。
明らかに非常識な態度であり、こんな状況で結婚をしようと言ってくるのは異常な人間性といえるでしょう。
なので、当社では、そのような結婚するに値しないような相手の調査だった場合、調査しない事をお勧めしています。
調査したところで、100%とは言いませんが、結婚に値しない相手だという事実が判明するだけなので、調査をするお金の無駄になるからです。
家族構成や家族の素性を適当に話したり、家族にすら会わせないような非常識な人間とは結婚しないという選択肢を取った方が賢明じゃないですか?
とお伝えしています。