台風の季節
2021年08月25日
お盆も終わり、八月も後半になりました。
これから関東地方は、例年通りなら本格的な台風シーズンに入ってくると思われます。
去年は、被害が出るような台風が関東には接近してこなかった為、コロナ禍の中、避難所生活とかにならずに済み、多くの関東の人が助かったのではないでしょうか。
毎年被害が出ない程度の台風なら良いのですが、九州地方では今年も大きな被害が出てしまったようで心からお見舞い申し上げます。
一昨年は関東地方にも猛烈な台風が接近し、大きな被害が発生しました。
当社でも、事務所は床上浸水、駐車場はプール状態になるなど、水害被害を受けてしまいました。
しかし、住居ではなく事務所の場合、損害保険は、地盤から45cm以上の浸水でないと保険金が出ないという規定があり、わずか5cmの差で損害保険金は出ませんでした・・・
床はともかく、畳は全部ダメになり、消毒作業や、その他浸水によって破損した物について、全て実費で改装しなければならず、とても困りました。
これが毎年のように起こるのではたまったものではないので、地盤を上げる工事をする事になりました。
おかげで、ある程度強烈な台風が来ても浸水する心配は無くなりましたが、去年はそのような台風が来ず、空回りになりましたが、それはそれで良かった事です。
なにより、コロナが猛威を振るっている中、災害が起きたのでは、たまりませんから・・・
という事で、毎年穏やかな台風で済むはずがないので、今年は要警戒で構えなければならないと思っています。
避難場所の設定や、家族との連絡系統の確認、備蓄する道具や食材の確保は例年通りですが、今ではコロナ感染の対策もしなければなりません。
大規模な避難場所よりも、高台に住んでいて被害のないような知人に身を寄せたほうがいいのではないかと考えています。
デルタ株による災害級の感染者数になっている現在、不特定多数が集まる避難所は危険だと思われます。
台風が連続して襲ってくる年はここ数年で多くなっています。
低地や崖の下や際、河川の近隣区域などに住んでいる場合は、台風が来る度に避難するようになるので、可能であれば安全な地域への引っ越しが一番なのでしょうが、住んでいる場所を変えるのは賃貸でもなければ、中々難しいので現実的ではないでしょう・・・
となれば、早めの非難が大事ですが、コロナ感染も含めた対応をしなければならず、全く持ってコロナが憎いですね。
当社の仕事である、調査については、災害級の異常気象の時には中止をするという社内規定にしておりますし、そのような日にまで不倫をする人はそうそう居ないので、調査日の変更で対応する事に以前からしております。