探偵社によって考え方が違う・・・
2021年07月6日
企業によって理念が違うのは分かります。
それは探偵社でも同じ事であり、どんな業種でもそれぞの経営者によって、事業を行っていく上での考え方は違って当たり前です。
ただ、利益のみを追求する事を第一として考える企業は、どうなのかとは思います。
IT企業などは、本業そっちのけで投資にのめり込み、成功すれば莫大な利益を上げたと自慢するし、失敗すれば損失として節税になるというカラクリ・・・
それでも、本業の消費者や株主に還元されていれば、まだ許されるでしょうが、問題はこの辺りでしょうね・・・
話は一般論になってしまいましたが、探偵業においても、探偵社によって営業理念が違うので探偵選びが難しいところです。
探偵の一番の失敗・失態は、調査が対象者に発覚してしまう事です。
秘密裏に調査をするのが探偵というものなので、それがバレてしまったのでは、野球で言ったら一回の攻防で何点も取られてノックアウトされた投手と同じです。
当然、真っ当な探偵社であれば、自社の失態として当日の調査費は無料とし、次回の調査に回すという事をするものです。
しかし、自社の調査員の失態にもかかわらず、失敗を正当化してしまう探偵社もいるのです。
確かに、現場の状況で、尾行が継続不可能になる場合もありますし、張り込みも同様に継続出来ない状況が発生する事はあります。
それが調査員の責に帰すべき事由でなければ別ですが、明らかに調査員の失態によるものだとすれば話は別です。
尾行であれば、対象者が無謀運転をする人だったり、第三者による妨害同然の行為があった、公共工事や交通規制による妨害、ゲリラ豪雨などによる天災などは、調査員の責任ではありませんので、どうしようもなく、調査打ち切りになった時点までの調査費がかかります。
張り込みにおいても、天災や第三者による妨害、不審者扱いをされて警察を呼ばれた等による調査の継続不能は調査員の責任ではありません。
ただ、それでも熟練したプロの探偵はそれらを乗り越えて調査を完遂させる事も出来る場合があります。
これは結果を出すという執念が実るのでして、すぐに諦めて、不測の事態が起きたので調査を中断しました。しかし調査料は掛かりますというのはプロ意識に欠けていると思います。
また、わざとそうしていると思われるような探偵もいるのでとても残念です。
一回の調査で全てを捉えてくるのは理想ですが、中々そうはいきません。
なので、全ての調査において全集中でのぞまないといけません。
言い訳ばっかり言って、中々調査結果を出してこないような探偵は悪徳かもしれませんので、途中で打ち切りにして別の探偵に相談したほうが賢明な場合があります。