不倫カップルから夫婦へ
2021年03月28日
結婚した人が生涯を共に出来る人ではなく、別に「その人」と思われる人が現れ、不倫の果てに結婚までいったという話もあります。
一見して、本当の愛を見つけたドラマある人生のように見えますが、実生活となるとまた別なものが見えてくると言われています。
ダブル不倫だった場合は、不倫カップル二人共々、慰謝料の支払いが発生する場合が多くみられ、また、不倫男性に子供が居れば、親権は元妻に取られ、成長するまでの養育費の支払いが待っています。
不倫女性の実家では、不倫して離婚したという世間体の悪さから、家族から縁を切られてしまい、妻側との親戚付き合いが出来ない関係となるケースも見られるようです。
自分達の子供が出来れば、その子にも養育費が掛かるのに、前の妻との子供の養育費も払い続けていくのでは、よっぽどの収入が無ければ豊かな生活は出来ないでしょう・・・
そんな家庭では、新たに生まれた子供には豊かな生活をさせてあげる事は出来ないと思われます。
不倫女性が子供を引き取った場合、いわゆる連れ子という関係になるのですが、不倫男性と相性が悪かったり、新たな子供と仲良く出来なかったりと、家庭内の人間関係も優良とは言えない環境になっているケースも多く見られるようです。
自分達が好き同士だからだといって、周りが見えなくなり、不倫の果てに無理矢理結婚したとしても、その後の生活は厳しいものが待っているという現実も考えるべきであり、子供まで巻き込むという事は、子供の人数分の人間を不幸にするという事になります。
もちろん、経済的にも家庭環境的にも、新たな家庭が幸せなものになっている人も存在している事でしょう。
また、最初の配偶者とずっと一緒に居たとして、それが幸せな一生だとは限りませんので、責める事は出来ないという考え方もあります。
ただ、正式な順序としては、離婚をしてから、新たな異性と関係を持つのが尋常であり、この場合は不倫による慰謝料は発生しません。
女性の場合も、不倫がバレて離婚したのではなく、離婚して新たな結婚をしたというのであれば、実家の家族も受け入れてくれる事でしょう。
とはいえ、ほとんどの場合、不貞行為をしてから離婚という話が出てきますので、正当な手順を踏んで、再婚をしようとする人は極々少数であるといえるでしょう・・・
なので、前述したように、不倫の果ての結婚というのは、多大なリスクが待っているという事を考えて、一旦冷静になるべきでしょう。