手掛かりの無い調査
2026年04月5日
探偵が調査をするに当たって、手掛かりは最高に大事な事であり、これ無しに調査は不可能です。
どんな調査にも、手掛かりはあるものであり、その微かな手掛かりを元に調査をするのが探偵であります。
しかし、それにも限界があり、ほぼほぼ皆無といっていい手掛かりの案件もありますし、手掛かりがあったとはいえ、調査が長期化する、又は調査不可能という結果になる場合もあります。
探偵の調査費は、安いものではありません。
便利屋に庭掃除やゴミ出しを頼む時の料金程度と思っている人もいるかもしれませんが、特殊なスキルと情報源を駆使して調査をするのですから、それなりの料金になるのは当たり前です。
なので、悪徳探偵や大手探偵社は、電話相談の時点で料金を絶対に言わないのです。
電話相談の時点で、おおよその料金を言ってしまったらそこで依頼は無くなるからです。
これは探偵業界を知らない一般人がはまってしまう事ですが、中小零細の探偵社や探偵事務所が、正直に料金を言ってしまって、そんな高い料金なら他に頼むと思わせてしまっている事に気付かないで、破格な料金の悪徳探偵や大手探偵社に依頼してしまうというろくでもない事態になるという根源です。
例えば、既に別居している配偶者の浮気調査をしたいという場合、調査の起点は配偶者の勤務先等となりますが、大企業に勤めているとなれば、地方だとすると、勤務先にはガードマンが配備されている場合もあり、使用している車の確認もとれないという状況になる事が考えられます。都心部で徒歩での通勤だとしても、大きなビルから出てくるたった一人の人間を特定するのは至難の業であり、難しいですが、不可能ではありません。
となれば、一回での調査で全てが上手くいくというわけにはいかず、何度かの調査を経て調査結果が出るというケースも考慮しなければなりません。
この現実を依頼人に伝えず、契約だけしてしまい、どんどん調査を長引かせて料金を上げていく悪徳探偵が蔓延っているのが探偵業界の常です。
そんな探偵にはなりたくないと、正直に依頼人と接していると、貧乏探偵になってしまうという現実があります。
しかし、同業者がそんな事をしているのを見てきて、なんだかなぁと思う所はありました。
手掛かりの無い、又は薄い調査案件においては、どれだけ安価な料金設定をしている探偵事務所であったとしても、そこそこの料金になってしまうのは仕方がない事です。
正直にそれを伝えた探偵を悪く思うのはお門違いであり、調査の相談の時点で料金を言ってくれる探偵は有料探偵だという事をしって頂きたいものです。











