ストーカーから身を守る方法について
2024年02月9日
ストーカー問題が社会問題になりだしてから数十年経過したような気がします。
主に被害者は女性のニュースが多く、男性が被害者のケースが報道されるのは非常にまれだと思います。
しかし、本当の実態は男性も相当数被害に遭っているというのが専門家の意見のようでして、男性が受ける被害は、暴力的なものではなく、精神的にキツイものが多いようで、暴力的な実力行使をされるわけではないので、我慢してしまっている人が多いという分析らしいです。
同じ男として考えると、確かに陰湿な嫌がらせをストーカーから受けたとして、精神的にはダメージはありますが、暴行や傷害を受けて命に関わるような状況では無いのであれば、そのうちにストーカーも飽きて終わりになるだろうと考える気持ちは理解できます。
なので、ニュースになるようなストーカー犯罪は、被害者が女性の場合が多いのでしょう。
男性がストーカーだった場合、男性よりも肉体的に非力な女性に対し、暴力的な行動に出るという傾向がある為に、凄惨な事件に発展するケースがみられるからだと思います。
となると、被害女性は命に関わってくる事ですから、尾行されたり、張り込みされたりと、ストーカーに付け狙われ始めたら、後にストーカーの行動がエスカレートしていく前に、何らかの対応をしておくべきでしょう。
まだ、ストーカーが被害者の住居が分からない場合、尾行されたまま自宅に帰ってしまうと、住居の場所を知られてしまいます。
そうなってしまうと、自宅の周りに潜まれたり、自宅に侵入されたりするケースもみられる事からやっかいな事になります。
そこで、地方の場合、車での移動がほとんどですから、車での尾行を回避する方法をお伝えします。
車での尾行を回避するには、探偵が尾行している時に対象者にされると嫌な行為をするのが一番です。
それは、極端に遅く走ったり、極端に早く走る事です。
これをすると、探偵は対象者と同じ走り方をするしかないので、尾行を中止します。
尾行を見つかってしまうのは調査失敗となるからです。
ここで、探偵とストーカーの違いが出ます。
ストーカーは別に尾行が見つかっても構わないと思っている者もいます。
執拗に付け回す事により、被害者に自分を認識させるという考えを持つ者もいるからです。
という事で、秘密裏にストーカーをしている者には有効な手段であったとしても、もはや逮捕されても構わないと思っているストーカーの場合は、自分や家族だけでは身を守れないというのが結論です。
一昔前と違って、ストーカー規制法も色々と改正され、ストーカーの定義も厳しくなってきました。
さらに、警察においても、昔はパトロールを強化します程度の対応しかしてくれなかったり、被害相談を受け付けただけで終わりだったのが、そうでもなくなり、ある程度積極的に対応してくれるようになっているようです。
なので、まずは警察に相談する事が一番大事だといえます。
そして、ストーカーをしている者が誰なのか分からないケースにおいては、探偵を使ってストーカーが誰なのかを突き止め、そしてストーカー行為をしている証拠もつかんでもらうと良いでしょう。
この証拠が存在すれば、警察に被害届を出せますし、容疑者の正体も判明していれば、警察の対応もさらに早くなります。
しかし、緊急の事態になりそうだったら、躊躇せずに逃げましょう。
引っ越しや転職等も検討すべきです。
ストーカーは精神的に異常な状態にある者がする行為と言われています。
異常者に狙われているという認識をした場合、それは命に関わる事態であるという事です。
身を守る為のあらゆる手段をとる必要があるのがストーカー被害の対応だと思います。