浮気の証拠が少ない場合の対応について
2023年11月15日
予算の都合で、調査に期間を得られない場合、証拠の数も少なくなります。
潤沢な調査費用をお持ちの依頼者様におきましては、求める証拠を得る事が可能ですが、予算の都合で、必要な証拠を得られない場合があります。
この場合、いわゆるハッタリを使うという戦法で調査対象者と対峙する事も可能です。
もちろんハッタリと思われてしまっては意味がありませんが・・・
とはいえ、浮気調査におきましては、結果の如何によっては、莫大な慰謝料が発生する為、相手も必死になってきます。
そこを突く戦法なのですが、例えば、浮気調査をしたのですが、予算の都合で一回しか証拠を得る事が出来なかった。
または、一回も証拠を得る事が出来なかったが、間接証拠はあるので、浮気をしているのは間違いないといえる状況であるというような場合。
こういう場合は、浮気をしているのは間違いないといえます。
調査対象者についても、この少ない証拠を見せれば、しらばっくれる事は出来ないでしょう。
しかし、一回の証拠だったり、証拠とはいえない間接証拠だったりした場合、悪気は無く、以後は浮気はしないという言い訳や、証拠とはいえないので浮気はしていないという言い訳が通ってしまう恐れがあります。
とはいえ、これ以上高額な調査費用を出す余裕は無い、そんな場合の対処法があります。
相手が、嘘を言ってくる以上、こちらもそれに応じる方便を使うのは目には目をとなり、何ら問題はないでしょう。
という事で、一回だけの気まぐれだったとか、証拠としての成り立っていないので、浮気はしていないと言い張ってくる相手の対処法としては、正直に証拠の数や証拠力を言う必要は無いという事にしましょう。
つまり、一回の証拠しか無い、又は間接証拠しかなく、一回の証拠も取れなかったとしても、複数回の証拠があると対象者に思わせてしまう話術を使うのです。
話合いの場が設けられた場合ですが、その場にはある程度の厚みのあるファイルを用意し、確たる証拠書類や画像、又は間接証拠の書類を一番上に用意し、それ以外は白紙でも構いませんが、ある程度の厚みを持たせたファイルを置き、それを対象者に見えるようにしておきます。
でたらめを対象者が言ってきた場合、持っている証拠を小出しに見せ、証拠をつかんでいる事が間違いないと思わせるのです。
そんなものは証拠にならないとか、一回だけの過ちだとか言い出したら、この証拠の他にも多数証拠は揃っていると言えばいいのです。
そしてそれを見せる必要はありません。
否認するのであれば、あとは裁判においてこの他の数ある証拠を提示するだけなので、訴状が届くまで待っていればいいと言ってやりましょう。
100%これで相手が屈服するわけではありませんが、一つの戦法としては使えるものではあります。
ただ、何の確証も無い場合はやめておきましょう。