水商売は疑似恋愛なのでご注意を
2023年11月9日
過去に調査対象者が水商売の方、つまりホステスさんやホストさんを対象とした素行調査の依頼が入った事があります。
浮気調査ではなく、あえて素行調査としたのは、浮気とは言えないからです。
拡大解釈すれば「浮気」となるかもしれませんが、相手が本気で付き合っていない以上、浮気でもなんでもないというのが当社の考えです。
というのも、水商売で働いている方、女性であればバーやスナック、キャバクラやクラブなどのホステさん、男性であればホストクラブのホストさん達は、お仕事として、お客さんと疑似恋愛をしているだけであり、元々まともに取り合っていないのが現実です。
もちろん、お客さんの事が本気で好きになってしまい、後に結婚までいってしまうという例が無いわけではありませんが、極少数の例といえるでしょう。
高級クラブなどにおきましては、大企業の経営者や重役クラス、その他の大金持ちが、気に入ったホステスさんを独占したいが為に大金を払い、生活を保証し、妾として自分のものにするという例もありますが、これにつきましても、そこに「金」があるから発生する関係であり、真実の恋愛感情があるかどうかは疑問です。
という事で、並の収入や資産、並かそれ以下の容姿しかない者が、水商売の方をものに出来る確率はかなり低いといえるでしょう。
この現実を知らずして、お店のスタッフを好きになってしまい、自分のものだと勘違いしてしまう方が男女ともにいらっしゃいます。
店でホステス(ホスト)と客の関係だけでなく、店外で食事をしたり、休日にデートをしたりしているのは、客を繋ぎとめておくための営業であり、彼女(彼)らにとってはそれも単に仕事なのです。
ですから、自分以外にもその方を目当てにして店にくる方もいらっしゃるでしょうから、自分以外の人と関係を持たれたとしても、それは浮気でもなんでもなく「仕事」なのです。
この現実を知ってか知らずか、自分と関係を持ってくれた人は自分だけのものと勘違いし、浮気調査を依頼されてくる方が存在するのです。
探偵も仕事ですから、それは浮気ではないので、調査はしませんとは言えないので、依頼は受けますが、ほとんどの場合、調査してみると、対象者には複数の関係を持った異性が存在します。
調査結果を伝える時には、余計なお世話かもしれませんが、あまり深入りしないようにした方が良いでしょうと言う事にしています。
もちろん依頼人様の事を思っての事でもありますが、逆恨みしてストーカーに豹変されても困るからです。