日本人で軽々しく握手を求める者は要警戒
2023年11月5日
西洋での握手は日本人のお辞儀と変わらないといわれ、普通の礼儀として一般的です。
しかし日本では握手は一般的ではありません。
頭を下げてお礼をするのが礼儀というものです。
近年では西洋人と同じ感覚で握手を求める日本人も一定数増えてきましたが、まだ少数だと思われます。
そんな日本で本当の意味での握手が求められる場としては、お互いの信頼関係が合致した場面や、スポーツやビジネス、その他において互いに達成感を味わった場面などは握手をする気持ちになるでしょう。
しかし、単にご挨拶に出向いた時、初対面の人、その他それほどの重要な場面でない時にまで握手を求める人は、日本人としては軽々しい者と偏見として思います。
もちろん、軽々しい気持ちで握手を求めているわけではなく、西洋人のように軽い挨拶としての握手を求めているのかもしれませんし、自分自身としては重要な局面として感じているので握手を求めている人もいることでしょう。
つまり、日本人のこれまでの習慣と違った握手について、それほど違和感を持たずに行っていて、特に悪意は無い人は当然存在する事でしょう。
しかしながら、そうではなく、軽々しく握手を求めるような人ほど、腹に一物持っているような者が多いのも日本人の特徴ともいえます。
特にまだそれほど親しくもなっていないのに、両手で握手を求め、無二の親友のような様相になるような人は気を付けた方が良いでしょう。
これは握手に限った事ではありません。
ちょっと知り合いになっただけで「兄弟」と言い出したり、学生時代などにおいても、すぐに「親友」という言葉を使うような者にろくな奴が居なかったという経験がある人は相当数存在するのではないでしょうか。
人の人生において「親友」と呼べる人が一人いれば大したものとも言われます。
それ以外は、形だけの親友であり、互いに助け合えるような間柄ではない、利害関係のみの単なる友人といえるでしょう。
本当の意味で信頼のおける者を得られる人は幸運と言って良いような世の中において、軽々に兄弟だの親友だのと呼び出すような軽薄な者ほど信用は出来ません。
これと同じく、日本においてすぐに握手を求めてくるような奴は警戒した方が良いでしょう。
これまで、すぐに握手をしてくるような奴は信用しないようにしてましたが、案の定、その者の他の評判は悪評ばかりであり、つまり裏の顔があったという事になります。
これはこれまでの経験と自分の偏見ですので、全て正解とは言いませんが、日本で生きていく上で少しは身を守る指標となるのではないでしょうか。
さらにコロナという新型の疫病が流行ったここ数年においては、衛生面において握手は最悪の行為です。
人の手は他の人体のどこよりも不潔という事も言われています。
日本には日本の文化がありますので、日本人同士であればその文化を大事にしたいと思いますね。