各種迷惑電話、営業電話の対応について
2023年10月19日
事業者は、固定電話を持っているのは当たり前であり、電話番号も公表していますから、営業電話の類は掛かってき放題の状況です。
また、個人の場合も固定電話を持っている方には、少なからず営業電話がかかってくることでしょう。
個人の人の場合は、昔、NTTの電話帳に掲載していてその情報を使用されている事が挙げられますが、個人情報を登録する何某かの取引先から漏れてる事も考えられます。
迷惑メールの場合ですが、アマゾンを騙る迷惑メールの数を考えたら、アマゾンから漏洩したとしか思えないですし・・・
という事で、個人の方の場合は、特に必要なければ、固定電話は解約してしまった方が良いでしょう。
電話料金の節約にもなりますし、オレオレ詐欺のような電話が掛かってくる事もないので、老人の方も安心です。
携帯電話だけにしてしまえば、携帯の電話帳に登録されている者しか着信しない設定にすれば、見ず知らずの者からの電話は掛かりませんから、もしも携帯番号が漏洩したとしても詐欺集団からの電話や悪質な営業電話に出る事は完全に無くなります。
その他にも迷惑電話に対応した機能が付いているので、固定電話を無くして携帯電話だけにするのはとても有効な手段といえるでしょう。
では法人や個人事業者はどうすれば良いかですが、固定電話を無くす事は事業を営んでいる以上無理ですので、色々な対策が必要といえます。
まず、電話会社からの営業電話ですが、NTTの子会社か提携会社を名乗って、割安プランを勧める電話が一番掛かってくると思われます。
これについては、NTTに別会社からの営業電話を掛けさせないでほしいという要望を出せる事が可能で、ネットで検索すれば、その部署の電話番号を知る事が出来ます。
ここに電話し、営業電話の拒否を伝えれば、NTTの方で対応してくれるので、多少のタイムラグはありますが、ほとんど無くなります。
当社でもこのサービスを知り、NTTにお願いした所、ピッタリと営業電話が無くなりました。
その他の営業電話ですが、相手の電話番号が0120や0800のフリーダイヤルの番号で掛けてくる事が多く見られます。
これについては、最近では固定電話でも0120拒否や0800拒否の機能が付いているので、その機能をオンにしておく事で不毛な営業電話から解消されるでしょう。
非通知拒否にしておくのも大事です。
正当な業務の電話をするのに、非通知で掛けてくる者はほとんど存在しませんから、迷惑電話やクレーマーの可能性が高いので、最初からシャットアウトしておく為に非通知拒否は基本です。
営業の者が携帯電話の番号で掛けてくる場合は、客商売をしている事業者の場合、本来のお客様かどうかの区別がつきませんので、こればかりは電話に出るしかありませんが、営業電話だと分かった時点でお断りして早々に電話を切ってしまう習慣にするしかありませんが、前述した対応を事前にしておく事により、かなりの迷惑電話を回避できます。