精神障害を持つ方の割合は30人に一人というデータも
2023年10月15日
探偵事務所には精神疾患者からの依頼が入る事があるのはベテランの探偵なら経験済みですので常識的な事例です。
どんな依頼が多いかと言いますと、盗聴器発見や盗撮器発見などの電波系の調査が多いのが特徴です。
幻聴や幻覚、被害妄想による誇大妄想で、根拠のない被害を受けていると感じるのだと思われます。
主に監視されていると感じる方が多く、盗聴器発見の依頼はほとんどの場合精神に異常をきたした方の相談です。
長年探偵をしていると、電話相談の時点で妄想による勘違いだとある程度判別出来るようになります。
何度も違う人から被害妄想だと思われる相談を受けた年があり、ネットで日本ではどれ位の精神病患者が存在するのか調べた事があります。
軽度の鬱病から重度の疾患まで入れますと、なんと30人に一人という割合だというデータがありました。
これに治療を受けていない人格障害のような方も加えると、さらに割合は高くなるのは間違いないでしょう。
都心部に行って、込み合った電車などや、不特定多数の人が密集する場所で、変な人だなと思う人と遭遇した事がある人は多いはずです。
昨今、車の運転において、あおり運転の問題が取り上げられていますが、これなんかも異常者の部類に入るような気がします。
昔から車に乗ると人格が変わるという人を聞く事がありましたが、それもその一例なのでしょう。
そう考えると、普通の日常において、すぐ隣に異常者が立っているという事も有り得ますので、注意が必要と思われます。
もちろん、軽い鬱病等の人などは家から出られないで薬を飲んで寝ているだけという人も居ますから、被害に遭う可能性は少ないとも言えますが、鬱病の方は自殺願望があり、その自殺に巻き込まれるという危険性もあります。
以前、飛び降り自殺や電車への飛び込みなどに巻き込まれてあの世に道連れにされてしまった悲惨な事故をニュースで聞いた事があります。
なので、軽度の疾患だからといって油断も出来ないとうのが実情なのではないでしょうか。
30人に一人とう割合から言えば、住宅地等で考えれば、一軒に数人は住んでいるでしょうから、30軒に1軒ではなく20軒に一軒は異常者が存在していると考えてもおかしくないでしょう。
どこかの家をターゲットにし、有る事ない事言いふらして回っているという異常行動をする方は昔から存在していました。
これらのトラブルに関して探偵に相談が入る事は多々あります。
これらの現実を踏まえて、どこにどのように異常者が存在しているか分からない世の中だという事を頭の隅において、身を守る生活を考えて頂きたいと思います。