ハラスメントに対抗するにはどうすべきか
2023年10月6日
ハラスメントとは簡単に言えば嫌がらせという意味となるでしょう。
セクハラやパワハラが代表的なハラスメントと言えるでしょうが、現在では多種多様なハラスメントがあるようです。
中には、ハラスメントとは言えないようなものをハラスメントと言い張り、被害者面するような者も出てくる始末であり、混沌としているともいえます。
ハラスメントの代表的なものはセクハラですが、加害者が男性の場合が多く、女性に話しかけただけで、セクハラとされてしまう事もあるようで、うかつに女性に話しかけられない状況になっているようです。
これらは、本当にハラスメントを行っている者が存在するから、ハラスメント目的で対応しているのではない悪意の無い人にまでハラスメントの加害者とされてしまうという現実があると思われます。
痴漢冤罪と同じ背景ですね・・・
痴漢も痴漢をする者が居なければ、痴漢と間違われるような事は無かったはずですが、本物の痴漢が存在するが為に痴漢行為をしていない無実の人が犠牲になっているという構図があります。
という事で、ハラスメント全般においても、ハラスメントを実際に行っている者が存在するから、ハラスメントではない指導や注意までハラスメントとされてしまうという弊害があるといえます。
とはいえ、被害者側からすれば、完全にハラスメントであるのに、ハラスメントと認定されないのは道理に合わないでしょう。
ではどうすれば良いのか?
それは証拠をつかんでおくしかありません。
何事もそうですが、証拠が有るのと無いのではその後の対応の有利不利が全く違ってきます。
痴漢冤罪においては、痴漢をされたと言えば痴漢の被害者と認定されてしまうようなおかしな状況となっていますが、これは証拠を大前提とする法律としてはかなり間違いな審判といえるでしょう。
とはいえ、痴漢をされている被害者が実際に存在しているのに、痴漢をしておきながら、証拠が無いからそんな事していないという痴漢の加害者が存在している事から上記のような現状となっているのは間違いありません。
痴漢に関しては特殊な例となりますが、その他のハラスメントに関しては、証拠がとても大事となります。
その一つの例としては、ドクターハラスメント、いわゆる「ドクハラ」があります。
病気で苦しんでいて助けを求めている弱者に対して、その弱みに付け込み、正に上から目線のパワハラを高圧的に与えてくる医者が存在します。
これには、病気で切羽詰まった患者が、医者に当たり散らしてくるという逆の問題もあるので、医者も人間ですから、うんざりしてくるという構図もあるでしょう。
しかし、このパターンに限らず、対抗してきた者に反撃するのであればいいのでしょうが、普通の方に対して八つ当たりするのは間違いとしかいえません。
なので、ハラスメントは、自分が原因で相手を怒らせているのかどうかの確認が必要といえるともいえます。
それで、尚且つ相手が不条理なハラスメントをしてくるのであれば、ICレコーダーを使用して音声を記録しておくなり、カメラを使用して動画を記録しておくなどの証拠が必要となります。
証拠が無ければ水掛け論となるだけですので、自分に非が無いのに相手からハラスメントされていると思ったら証拠をつかんでおく事がとても大事です。