関東が梅雨明けで猛暑日が連続の予報
2023年07月25日
先週の梅雨明け前の猛暑は大変なキツさでしたが、梅雨明けしたら並の夏になってくれるかなと淡い期待を寄せていたのですが、全くの期待外れとなりました・・・
今週の予報を見ると、連日の30度越えの気温で37度という体温を越えた気温の日も見られます。
こう暑いと天候の振り幅も大きくなり、また台風などによる大雨・暴風が起きる可能性が考えられます。
前回は梅雨前線と台風の合体技で大きな被害が出まして、当社も床上浸水という大ダメージを受けました・・・
床が全損ですので、張替工事中は休業となります。
猛暑の中の調査はキツイので丁度良いかと思い、またキレイな事務所になるのを楽しみにと考え水没した時の絶望感を紛らわせています。
そんな猛暑の中での探偵さん達の屋外での活動は命懸けとなっている事でしょう。
最近の工事現場では作業服の中に送風機が仕込んである冷風作業服があるそうで、評判がいいと聞きます。
しかし探偵の場合は作業服で尾行しているわけにもいかず、徒歩尾行が主な都会の探偵さん達には本当にご苦労様といいたいです。
日影が無い所での張り込みにおきましては、日傘でもなければ熱中症になってしまうでしょうが、あまり目立つ行為は出来ませんので日傘をさしている探偵はあまり居ないと思われます。
そんな過酷な探偵業界ですので、安易に探偵になろうとは思わないほうが良いでしょう。
これまでに何人も探偵に憧れて調査員になろうとした人を見てきましたが、自分の理想と現実の落差に驚いて辞めていく人がほとんどでした。
暑い寒いは当たり前、ジャングルのような場所にも平気で入っていけるワイルドさが必要、ちょっと身を隠す為に私有地を短時間お借りする図々しさも持っていなければならない仕事です。
また、住宅地での張り込みでは、不審者扱いを受け、警察に通報されて職務質問を受けても、軽快なトークで切り抜けられる機転が必要で、しどろもどろになって警察署へ連行されてしまうようでは探偵にはなれませんし、警官のタイプによっても対応は変えなければなりませんので、その辺りの洞察力も必要となります。
ある時は木に登り、ある時は壁を伝い、地べたに這いつくばっての撮影などいつものこと。
トイレに行けない環境であればオムツをして平気で用を足せるような神経の太さが求められます。
テレビに出てくるような探偵をそのまま信じているような人は現実の探偵は、まず無理なのでやめておいたほうがいいでしょう。