水を飲んだだけで太るわけがありません
2023年06月16日
肥満に悩んでいる人の中には、水を飲んだだけでも太ってしまう時期がある等という根拠のない話をする人がいます。
水はノンカロリーですので、飲んだ直後は水の重量で体重は増えますが、汗や大小便、体内での消費などで減っていき、身体に蓄積をする事はありません。
もちろん病気を持っていて水分の消費や排出が困難な人は例外ですが。
という事で何も混じっていない純粋な水を飲んでも増量する事はあり得ません。
痩せる事が出来ない人の言い訳といえるでしょう。
コマーシャルで有名なライザップですが、確かにダイエットに効果的な運動をさせられるようですが、並行してカロリー制限もより重視して行われるといわれています。
トレーナーに食べたものの画像を送らさせられ、食事にどれだけのカロリーを摂取しているかを確認されるようです。
ちなみに、ご飯一杯分のカロリーを消費するには、ジョギングを一時間必要とされるという話を聞いた事があります。
運動すれば多少余計に食べても太らないという考えを持たれる方が多いように見受けられますが、食べた分を消費するにはかなりの運動量が必要なのです。
運動する事によって食欲が増進し、さらに余計に食べてしまう事が予想され、運動して痩せるという行為はダイエットには不向きといえます。
もちろん鉄の意思を持ち、運動もしながら適正なカロリー摂取が出来れば最短で痩せる事が可能でしょう。
それを自力で行える精神力が無い人が多いので、ライザップのようなビジネスが成り立っていると思います。
食欲は人間の三大欲求の一つですので、これを制限するのは中々難しいのは世の中に肥満体の人が溢れている事をみれば一目瞭然です。
そういった人達が痩せる事が出来ない言い訳として「水を飲んでも太ってしまう」等という詭弁を言うのです。
では、ダイエットや減量をするにはどうすれば効果的なのでしょうか。
前述したように鉄の精神力で運動しながら食事制限も出来ればそれに越したことはないでしょう。
みるみる痩せて適正体重と適正体型を得られることでしょう。
しかしそれが出来ないのが人の常ですので、どうすれば良いかと言いますと、運動は日常生活の活動だけにし、成人が摂取する一日分のカロリーよりも少し少ない量の食事にしてみる事です。
腹がパンパンになるまで食べていた人には最初は苦痛かもしれませんが、絶食したり運動したりという別の苦痛が無い分楽といえます。
これさえ出来ない人はもはや痩せる事はあきらめましょう。
適正な摂取カロリーよりも少し少ない量で我慢していれば数日で適正な大きさの胃袋になります。
適正な胃袋になれば、適正な量の食事で満腹感が得られます。
ここまできたら後は継続するだけです。
ちなみに食べる物のカロリーは確認して合計する計算は必要なので、これだけは省く事は出来ません。
人間の身体に付く脂肪の増減は摂取カロリーと消費カロリーの足し引きだけのシンプルな話なのです。
なんたらダイエットなる本やビデオ等が出回っていますが、詐欺に近い嘘を言っているものもあるので、注意しましょう。
特にこれを行ったらどれだけ食べても痩せられるなんて宣伝しているものは大概嘘なので気をつけてください。