連休中の交通事故とあおり運転にご注意を
2023年04月30日
昨日から始まった大型連休のゴールデンウイークですが、各地の道路で交通事故が起きているようで、知人も高速道路において上り線下り線の両方で事故を目撃したそうです。
連休によって、車が多く走れば、交通事故も平日よりも多く発生するのは自明の理なので、より交通事故に注意して走行しなければならないでしょう。
とは誰でも分かっているのでしょうが、交通事故においては自分がいかに注意していたとしても、事故の相手が存在しますので、事故の相手が不注意をしていた場合は巻き込まれる形になり、こればかりは不幸な場面に遭遇してしまったと思うしかないのかもしれません・・・
ただ、交通事故に限らず、事故系のものは、遭遇してしまう確率を減らす事、また遭遇してしまってもその被害を減少させられる事は可能です。
例えば車の速度を抑えて走っていれば、死亡事故にまで発展することは無かったかもしれないという事もあります。
家族旅行であれば、普段一人で走行している時に行っていた車内の操作を助手席に乗らせた家族に行わせ、自分は運転に集中する事により、よそ見運転を無くし、事故を起こさない確率を上げる事が可能です。
また連休中は渋滞が発生する事は当たり前なのですから、それを踏まえた上で出かけるという心構えも必要でしょう。
渋滞して中々前に進まなければ誰でもイライラすします。
しかし、そんな渋滞するような期間に出掛けているのですから、渋滞に巻き込まれてもそれは仕方がない事です。
仕方がない事でイライラして、無謀な運転をしたのでは交通事故に遭遇する確率を上げているだけになってしまいます。
こういった精神面も交通事故に遭わない為のテクニックといえるでしょう。
さらに、ここ数年で特に問題視されているあおり運転ですが、あおり運転の被害に遭う人にも非があるという意見を言うと大炎上するという現象が見られますが、確かにあおり運転をする方が悪いのは確かなのですが、そういったあおり運転をするような者に火を付けてしまう行為をわざわざする必要はありません。
例えば、車線変更をしたがっている隣の車線の車がいたとして、親切に入れてあげればなんでもなかったのに、無視してゆずってあげなかった事により、あおり運転が始まるという事もあります。
また制限速度は守るものですが、教習所のように制限速度以内で走っている車は現実にはごく少数でしょう。
なので最低でも制限速度を少し越えるくらいのスピードで走るのが暗黙の了解となっているのが現実です。
それを制限速度、法定速度以内で走っていられたら、後ろの車はイライラするのは当たり前の事といってもいいでしょう。
道路はスムーズな流れを保つ運転というのも求められるところです。
20キロも30キロもスピードオーバーして走るのはやりすぎですが、10キロ未満のスピードオーバーで取り締まられる事はほとんどありません。
そこは暗黙の許容となっているからです。
このように不親切な運転や、融通の利かない運転をしていると、それを受け入れられない人にとっては、あおり運転のきっかけになってしまうのでしょう。
せっかくの楽しい大型連休です。
不愉快な思いをしないで楽しむ為には、交通事故に気を付けてもらいたいものです。