防犯に関しての意識レベルのアップが必要
2023年03月28日
関東を中心に去年から始まった組織的な強盗事件ですが、いまだに収まる気配が無く、連日のように新規の強盗事件が報道されています。
フィリピンを拠点としていた組織の幹部連中の四人は逮捕されたようですが、現在は別の組織が動いているのではないかと推測しています。
強盗という犯罪の重さを知ってなおアルバイト感覚で実行犯になる者が何故いまだに存在するのかとても疑問です・・・
強盗殺人となれば無期懲役か死刑という極刑まである重罪であるという事は報道番組に出ている法律家たちのコメントで知られている事ですが、死刑にまでなる可能性がある犯罪に軽々しく手を染める理由は末端の実行辺への幹部からの脅しがあるのでしょう。
仕事をするなら個人情報を親の分まで知らせろと言われ、仕事を断る事がを出来なくしているのが、重罪と分かっていてもやめられない理由と思われます。
親の住所や連絡先を伝えてしまうという軽々しさも問題ですが、タタキと呼ばれる強盗の隠語を知った上で、それをやろうとしてしまう心境がまず問題でしょう。
もしかしたら、強盗をすると知らないうちに、儲かる副業だとしか伝えないうちに、個人情報を聞き出しているのかもしれません。
この個人情報を教えなければ仕事はさせられないという事であれば、そんな怪しい仕事をしなければいいだけであり、もしも個人情報を伝えてしまった後で脅されたら警察に被害届を出せばよいのです。
確かに、被害届を出しても支持を出してくる幹部連中の所まで捜査がすぐに及ぶ可能性は低く、家族を危険に晒せないという意識からやるしかないと思ってしまう心理は分かります。
しかし、強盗をしてしまったら、その犯罪行為をさらに弱みとして組織は使用してくるので、末端の実行犯は逮捕されるまで使用されて使い捨てのコマにしかなりません。
であれば、これは犯罪組織からの仕事だと分かった時点で、例え家族の個人情報が知られてしまったとしても手を切る勇気が必要だったと思います。
こういった裏の仕事に手を染めないような意識を持つように、警察や報道ももっと注意喚起をすべきでしょう。
そしてこれらの強盗組織がまだまだ存在している現状では、被害者側になる方も、強盗に対する防犯の意識をこれまでよりもレベルアップして対抗しなければなりません。
自分の家は大丈夫ではなく、自分の家にも来る可能性があると思うことが大事です。
そして防犯レベルが高いと言われていたマンション等にも巧妙に侵入してくる事を考えれば、もはや最大レベルの防犯意識にしておくべでしょう。