強盗が散見される昨今の防犯態勢
2023年03月3日
これまでは、留守の時の空き巣などを警戒すれば良いような時代でしたが、昨年あたりから、住居に居る時を狙っての強盗が多くなり、防犯意識も変革しなければならない時代となりました。
世間を騒がせた一味がフィリピンから強制送還され、騒動は収まったかに思えましたが、そうでもなく、別の組織が動いていて、まだまだ強盗犯の動きは続いているようです。
富裕層のリストが闇に流れているようで、リッチな生活をした事のある人は要注意でしょう。
福島の被害者は、危うく殺されてしまいそうになりましたが、闇のリストに自分達が入っている事を知っていたそうです。
であれば、もっと防犯意識を高めておくべきであったと思いますが、やはり、まさか自分の所にはという意識があったのではないでしょうか。
昨今の強盗事件をみますと、わずか数万円を奪い取るというコソ泥まがいの強盗も存在しているようですから、富裕層でなくても、用心が必要と思われます。
探偵は、ご近所トラブル、いわゆる近隣トラブルの相談を受ける事があります。
近くに居住する者が嫌がらせをしてくるので、その証拠をつかんでほしいという依頼です。
こういった相談において、現実は探偵の出番はあまりありません。
自動で撮影をし続ける監視カメラを設置したり、嫌がらせをする気を無くす方策を取るほうが有効だからです。
探偵を民間の警察のように勘違いされている方もいらっしゃいまして、警察に相談しても、パトロールの回数を増やします程度の対応で何もしてくれないという事から、我々探偵に相談されるのですが、探偵こそ何も出来ません。
張り込みをして、犯罪行為の証拠を得る程度の事しかできませんし、それなら防犯カメラで常時撮影していた方が効率的です。
さらに、犯罪行為を見付けたとして、現行犯として逮捕できる権限など探偵にはありません。
もちろん、民間人でも現行犯の犯罪者を緊急的に取り押さえる事は許されています。
が、それであれば、探偵ではなく民間の警備会社に依頼するべきでしょう。
話はそれましたが、単なる泥棒ではなく、組織的な強盗が横行している今日において、防犯意識は高めるだけ高めた方が良いでしょう。
監視カメラの設置はもちろんの事、家屋に浸入出来ないようにする設備、それでも侵入されてしまった場合の数々の対応法など、まさか自分がという油断をせずに、自分にも危険が迫っているという意識に変えるべきです。
防犯グッズや迎撃用のグッズはネットで調べればいくらでも出てきます。
抑止力を上げて、最悪迎撃出来るような強力な道具を備える事も考えるべきでしょう。