依頼人の嘘を見抜く方法について
2023年01月12日
探偵は探偵業法に則って営業しなければなりません。
という事で、犯罪に加担するような調査をする事は禁じられていますし、通常の法律に鑑みてもしてはいけない業務となります。
探偵業法という法律が施行されてから相当数の年月が経ちますので、そこそこ悪徳探偵が蔓延る業界ではなくなってきていると思います。
それこそ以前では、同じ探偵が何社にも別の探偵のふりをして、どこに電話しても自分の所に電話がかかってくるというからくりの詐欺的営業をしていた時代がありました。
タウンページの1ページまるまる広告を出して、数社に及ぶ大手探偵社があるように偽装し、結局は自分の所に電話がかかってきて、依頼人を総取りするという手口でした。
業法が施行された事により、法人や代表者が表立ってしまう事により、また偽名を使用する事が禁じられたために、上記のような営業は出来なくなりました。
過去のタウンページを持っている人は、探偵の項目の所を見てみると、昔と今の違いを知る事が出来るでしょう。
そんな探偵業界自体が悪徳な営業をしていた時代と異なり、全てなくなったとは言えませんが、だいぶクリーンになった業界としては、依頼人の嘘を見抜く必要が出てきました。
これは弁護士などの法律家は昔から味わっているところでありましたが、探偵業界にも同じ責任が発生してきたのです。
弁護士は、犯罪者の弁護もする仕事ですので、また違った意味合いがあるとは思いますが、どこからどう考えても違法行為をしている依頼人が、嘘を付いているという場合、弁護士にもよるでしょうが、その嘘を見抜く必要があります。
嘘を嘘と認めずに、依頼されたから無条件で依頼人を信じ、それに対して弁護するという弁護士も存在しています。
これは仕事だからしょうがないという考えもあるでしょうが、社会正義からしてみたら、悪徳といえるでしょう。
実際に、反社会的勢力の弁護を専門にしているような弁護士も存在している事を考えれば、悪徳弁護士が存在しているのは間違いありません。
そのように、探偵にも悪徳探偵が存在しており、ストーカーからの依頼やDV法に違反している者からの依頼を精査せずに受けてしまう者が存在します。
テレビによく出演している弁護士さんのYouTubeを見ましたが、依頼人の嘘を見抜く方法の動画がありました。
大変参考になり、これからの依頼人の面談時にとても役に立ちそうです。
探偵の場合、安易に依頼を受けてしまうと、これから犯罪を犯そうとしている者に、役立つ情報を与えてしまうという懸念があります。
そういった場合、依頼人の嘘を見抜く方法が無くてはなりません。