防犯カメラの使い道は、防犯なのか証拠取りなのか
2022年11月22日
探偵に、近隣トラブルやストーカー対策、又は何某かの犯罪被害の相談をされる方は相当数いらっしゃいます。
この場合、何が目的なのかという事が大事となります。
犯罪を防ぐのか、又は犯罪行為を証拠として残し、司法に訴えるのかという二択になると思われます。
防犯を第一に考えるのであれば、防犯カメラを目立つところに設置し、さらに防犯カメラを設置しているという看板を立てておくのが有効です。
これで犯人が止めてくれれば最大の効果を発揮したといえますが、防犯カメラの死角からの攻撃や防犯カメラ自体を破壊してしまうという攻撃もありますし、防犯カメラを無視してさらに過剰な犯行をされる恐れもあります。
そういった犯人の場合、防犯カメラという使い方ではなく、証拠を取るという使い方をするカメラの方が有効といえます。
つま秘匿カメラを使用するという事になります。
この状況が探偵に相談する最適な状況といえるでしょう。
普通に防犯カメラを設置するのであれば、防犯カメラ専門店に頼んだ方が良いですし、街の電気屋さんに頼んでもそこそこの性能のものを設置してくれるでしょう。
探偵に頼むよりはよほど安価になりますし、逆に探偵側の意見とすれば、専門外の依頼といえます。
本職の防犯カメラを扱うお店でしたら、仕入れ値も安く出来るでしょうから、探偵に頼むよりも安価に設置出来るはずです。
さらにカメラを設置する場合の色々な道具や家屋の加工なども、探偵よりも専門的な技工力があるのは間違いないので、通常の防犯カメラを設置するのであれば、探偵ではなくその道の専門業者か電気屋さんに頼むべきです。
それで証拠が得られれば、その証拠を持って警察に被害届を出せばいいのです。
ただ、さらに悪質な犯人の場合、前述したような秘匿カメラを使用しないと中々明らかな証拠を得られないという事になりますので、ここからは探偵の出番といえるでしょう。
ではどうするのかといえば、探偵自らが証拠を得る為に張り込みをして証拠画像を取得するという従来の方法がまず挙げられます。
これでも良いのですが、現代のハイテク機器を使用して無人で証拠を取るという方法の方が最近では効果的なのかなと思います。
通常の防犯カメラは、夜間において赤外線を照射して対象を捉えます。
その場合、ほとんどが赤いライトが照射されますので、犯人からカメラを認識されてしまいます。
もちろん赤いライトではなく、認識できない無のライトもありますが、その場合照射距離が落ちてしまいます。
照射距離が落ちても問題ない案件であれば良いのですが、証拠を取りたい場合はなるべく遠い距離からの撮影となりますので、ここが問題になります。
とすればどうするのかと言いますと、ある程度近い距離でカメラと認知出来ないカメラを使用して証拠を撮影できるカメラが必要となります。
このようなカメラについては探偵の専売特許ですので、多種多様なカメラについて常に情報を得ていますか、防犯と言う観点ではなく、秘密裏に犯罪の証拠を得たいという案件でしたら、探偵にご相談ください。
そうではなく、防犯カメラを設置する事により犯罪行為が無くなるのを望んでいる場合や、スタンダードな防犯カメラで証拠を得られそうな場合は、防犯カメラの専門業者か電気屋さんでも問題ありませんので、そちらにご相談下さい。