ストーカーの尾行を回避する方法
2022年08月15日
尾行は、主に警察のような捜査機関や情報機関、そして探偵などが行いますが、犯罪者も被害者に対して尾行をする事があります。
被害者に加害する為に尾行するのでしょうが、警察や探偵のように尾行をバレずに行う必要がなくなる時期があるのが特徴です。
加害出来る環境まで尾行出来たら、あとは尾行がバレても問題ないからです。
この点においては、犯罪行為の一つであるストーカーも同じです。
ストーカーは、ストーカー被害者の自宅や勤務先等を知るまでは、密かに尾行し、尾行がバレないようにしていますが、被害者の所在を知ってしまえば、被害者の行き先は判明しているので、密かに尾行する意味が無くなり、対象者を追い越して待ち伏せする事も可能になります。
なので、ストーカーがまだ自分の所在を突き止めていないうちに、尾行をまく必要があります。
ストーカー行為をされていると感じたら、まず尾行を疑ってみてください。
車の尾行でしたら、同じ場所でずっと左折をし、ぐるぐると回ってみるとか、極端にゆっくり走ってみる、安全な範囲で早めの速度で走ってみる、周りに第三者が居る場所で停車してみるなどを行ってみて、同じ車両を何度も見かけたら、それは尾行している車両かもしれません。
徒歩の場合も上記と同じようにすれば良いのですが、前方に鏡のように正面を映し出すガラス等があれば、自分の後方を確認する事もしてみると良いでしょう。
警察や探偵は、絶対に尾行がバレてはいけない案件の場合、捜査員や調査員を増員して、途中から別の者を対象者の後ろに回してバレないように出来ますが、ストーカーの場合は、ストーカーに加担してくれる人が居ない場合が多いので、ほとんどが一人での尾行となるはずです。
なので、警戒さえしていれば、尾行を見破る事はそんなに難しくはありません。
そして、ストーカーをされている事が確信出来たら、ストーカーの特徴を記録し、可能であれば撮影しておくと良いでしょう。
ストーカーが知り合いだった場合は、警察に行って、そいつの住所氏名を伝えて被害届を出せば良いのですが、ストーカーの素性が分からない場合、被疑者不明での被害届になりますが、その場合、警察もボディガードのように守ってくれるわけではありません。
こういう場合は、探偵を使い、ストーカーを逆に尾行してストーカーの素性を洗い出してしまい、また、ストーカー行為をしている証拠までつかんでしまうと警察も本気出してくれます。