依頼人は普段通りに
2022年06月20日
浮気調査を探偵に依頼したら、依頼人は依頼する以前と同じように振る舞わなければなりません。
簡単に普段通りの生活をしましょうと言っても、中々難しいのはとても理解できます。
芝居っ気のある人であれば、上手に振る舞えるでしょうが、感情を抑えるのが難しい性格の人の場合、とても苦しい期間を過ごさなければなりません。
当社では単純に普段通りにしてくださいとは言わずに、具体的な生活態度をアドバイスするようにしています。
ここで重要なのは、配偶者にいつも帰りの時間を聞いていたのに、探偵に依頼した後からは聞かなくなったというような事をせず、これまでと同じ態度を取る事を徹底することです。
勘の良い人であれば、いつも帰りの時間を聞いてきたのに聞かなくなったら違和感を覚えてしまい、警戒するようになってしまいます。
極端に言えば「浮気していないでしょうね?」という言葉をいつも言っていたのであれば、それを急に止める事は逆に警戒されてしまう場合があるという事です。
なので、何から何まで浮気調査の依頼をする以前と同じように生活していただくのが理想です。
人間ですから、調査が始まっていると思えば、微妙な態度の変化はあると思います。
しかし、その微妙な変化程度に抑えておく事が重要で、依頼する前と後で態度を大きく変えてしまうのはとてもリスクがあります。
これまでにあった、依頼人様による大失態の例を挙げますと、浮気調査を行う日時の朝に配偶者と喧嘩をしてしまって家から出掛けなくなってしまい、その日の調査が不可能になったというものや、ある程度の証拠が揃ってきたという探偵側からの途中経過を聞いたら気が大きくなって、調査をしている事を宣言し、まだ少ない証拠しかとらえていないのに、その後の調査が継続不能になってしまったというものもあります。
また、探偵に少しでも調査に利する情報を得ようとして、いつもは聞かないような内容の事を配偶者に聞いてしまったり、具体的には分かりませんが、配偶者から見たらどう見てもいつもと違うような振る舞いをしているというものもあります。
とはいえ不倫をしている配偶者自身も不倫を始めてからは、多少なりとも不倫をする前とは態度が違っていると思われますので、多少それを言ってみるのも一つの手です。
以前より帰りが遅くなったり、休日に一人で出かけていくようになったりしているのであれば、それを不満として軽く言ってみる程度は問題ありませんし、その方が自然です。
簡単に言えば、探偵と関わっていなくても普通の人ならこう行動するだろうという態度はどういったものかという事を考えて行動する事が大事といえます。