正確な情報による取引
2022年03月18日
前回、情報を正確に読み解く事について投稿しましたが、どうすれば正確な情報を得られるのかを、プロの探偵の視点ではなく、一般の方が行える方法を考えてみようと思います。
不正確な情報や、嘘の情報、詐欺行為をしようとしている者の情報、詐欺とまではいかないまでも悪質な販売をしている者の情報をそのまま受け止めていると、とんでもない損害が出る事が多々あります。
巨額の損失を被った方たちが大勢出てくると、社会問題となってニュースで取り上げられたり、詐欺事件としてや、違法販売などで司法が動く事もあります。
そのニュースに出てくる被害者の一人になるのは誰でも御免被りたいですよね。
ではどうすれば良いのか、一番簡単な方法は、物を買う時やサービスを受ける時は、自分自身で必要としたものを自分で選んで対価を払う事を基本とする事です。
正真正銘の詐欺被害や、詐欺同然の被害を受けた人のほとんどが、加害者からの売り込みを受けた方たちです。
宣伝広告に釣られた人も含めての話なので、ここはちょっと微妙になってきますが、これは後に置いとく事にします。
全く見ず知らずの者がアポ無しで訪問してきたり、電話での販売行為や勧誘は相手からのアプローチ・・・
このアプローチが自分に必要かもしれないと思った場合、ちょっと話を聞いてしまおうかなと思ってしまう事があると思います。
しかし、ここでキッパリと断ってしまいましょう。
必要となったら自分から行動するので、今回はお断りしますと言えばいいかと言えば、ここからの粘りがセールスマンにはあるので、面倒くさいから、何も言わずに「必要ない」「要らない」と言って、その後のセールスマンの話を聞く事もせずに「ガチャっ」と電話を切ってしまったり、訪問してきた場合は、ドアにカギを掛けたまま、同じように断ってしまい、以降は完全に無視をしましょう。
それでもしつこくドアベルを鳴らしてくるなら、警察を呼んでしまう事も考慮すべきです。
ドアを開けるのは絶対にダメで、家の中に入れるなんてもっての外です。
これで、ほとんどの場合、騙される事は無くなります。
もし、少しでも話を聞いてしまい、自分に必要なものだと思ったとしても、そこで話を聞かなければ手に入れられないなんていう物は、怪しいものだと思ってください。
そして、インターネット等で、その商品やサービスを検索してみましょう。
高齢者だったら、身内の若い人などを頼りにネットで調べてもらいましょう。
悪質なものであれば、それを公表しているサイトが必ずありますし、悪質でなければ優良なものだというサイトがあるはずです。
これを調べてからでも購入したり契約したりするのは遅くはありません。
もしも、今じゃなければご購入出来ません等という事を言うのであれば、今回は縁が無かったと諦めてしまいましょう。
電話の営業だった場合、相手の電話番号をネットで検索してみましょう。
悪徳企業だったら、電話番号だけで判明します。
このように、初見の者の話は全く聞く必要は無く、それが本物の良い商品だったとしても、本物の良い商品で利益が出るのなら、人数や商品数を限定して売る必要はありません。
期間限定、本数限定とか言っているのは、消費者が考える前に買わせてしまおうというセールストークでしかありません。
自社の商品に自信があり、誰もが欲しがるものであれば、そんな言葉を発する必要はなく「じっくり考えてご検討下さい」と言ってもいいはずです。
訪問販売や電話での売り込みの全てが詐欺まがいだとは言いませんが、詐欺に遭わない方法としては、これらを最初から受け付けないと決めておく事はとても有効な手段です。