秘匿カメラの良し悪し
2022年03月15日
自分自身でもトラブルの証拠を得ておく事は大事だと前回で投稿しましたが、その場合に使用するカメラとは、ほぼ秘匿カメラになるかと思います。
普通にカメラを向けた状態で、トラブル相手が違法行為等をするはずもなく、カメラを見た途端に逆上されるという恐れもあります。
なので、基本的には秘匿カメラの出番となります。
最近のスパイグッズの販売店に売っている秘匿カメラはかなり高性能なものも出回っており、また一般の方でも普通に買えますので、上手に使えば良い証拠が取れる事でしょう。
一つ問題点があるとすれば、海外製のものが多いので、動作不良が起きたり、壊れやすかったり、寿命が短かったりするのが欠点です。
ただ、プロの探偵からしたら、そういった長持ちしない道具や、決定的瞬間に動作不良が起きたりするのは致命傷になるので、それほど使用しようとはしません。
探偵は基本的にはビデオカメラを工夫して撮影するようにしている方が多いように思います。
バックに穴を開けて自作の隠しカメラバックを作ってみたり、自転車の買い物籠に穴を開けてカメラを仕込んだりと色々と知恵と工夫を凝らして撮影しています。
ただ、華奢な秘匿カメラでも使えるものもあるので、試しに買って使ってみたものもありますが、お金の無駄になったものもあります・・・
まぁプロはプロで色々事情がありますので、それは置いといて、一般の方は自分自身がトラブルの当事者なので、何度でもトライする事が可能ですし、長期間使用するわけではないので、自分の環境に合った秘匿カメラを買って使ってみるのは良いかと思います。
その場合、探偵からの助言になりますが、秘匿カメラには良し悪しがあるので、少し説明しましょう。
秘匿というからには、相手にカメラだとバレては仕方がありません。
では、どういったものがバレてしまうのかと言いますと、録画装置とカメラを接続するコードがあるものは、あまり有効ではありません。
眼鏡型カメラやネクタイピン型カメラがそれに当たります。
ネクタイピン型は、コードを上手にシャツの中に入れて見えないようにすれば、良いですが、眼鏡型は丸見えなので、やめた方がいいでしょう。
あくまでも相手と接近して対峙するような場合の話ですが・・・
なので、出来る事ならバッテリー式でコードレスの物を使用すると良いと思います。
あとは、秘匿カメラといえども、レンズが対象の方向に向けられないと証拠が取れませんから、ある程度の撮影技術が必要なものもありますので、実際に使用する前にある程度の練習が必要となるのは言うまでもありません。