超常現象は専門外・・・
2022年02月13日
盗聴器・盗撮器の問題で相談を受ける時がありますが、純粋に盗聴器等が仕掛けられているかどうかの発見作業ではなく、後ろから声が聞こえる、頭の中にテレパシーのような声が入ってくるという問題で、盗聴器絡みの依頼をされてくる場合があります。
全てが正常な環境において、この世のものとは思えない声が聞こえてくるという現象が本当だとしたら、それは「超常現象」「オカルト」の類であり、調査を基本とした探偵の仕事ではなくなると当社では考えております。
よく、探偵物の漫画や小説、映画などでそういったオカルト的な題材のものが存在していますが、あれはあくまでもフィクションの話であり、探偵が出ていく場ではないと思われます。
もちろん、探偵各社の方針は様々ですから、そういった超常現象を調べるという探偵社もあるかもしれません。
ただ、当社としては、超常現象やオカルト的なものの検証は、やはりその道のプロがやるべきだと思い、こういった依頼は申し訳ありませんが、お断りしているところでございます。
確かに、当社でも調査をしているうちにオカルト的な場面に出くわした事もあります。
これはフィクションではなく本当にあった出来事でして、過去のブログにも書いた事があります。
ある近隣トラブルの調査だったのですが、向かいの家から不可視のレーザー光線が当てられ、センサーライトが夜間の間ずっと点灯と消灯を繰り返されるという被害だったのですが、物理的に考えて向かいの家から誰もレーザー等を照射していないのが確認出来たので、とても不可思議だったのですが、解決法が無いので、依頼者宅から帰るときにセンサーライトが設置されている屋外の場所に一番近い部屋で、依頼者と最後の検証をしている時に、その部屋には亡くなったばかりの旦那さんの遺影があったのを見た時にゾッとした経験があります。
探偵は現実に見た真実と科学的に証明出来るものしか信じませんし、報告もしません。
しかし、上記の案件の時は、依頼人には言いませんでしたが、ポルターガイストと呼ばれる超常現象の一種ではないかとの疑いを持ち、怖い思いをしました・・・
ただ、それを証明する事は探偵には出来ませんので、超常現象や心霊現象の専門家にでも検証してもらうのが適切だと思います。
探偵社の中には、そういった専門家とのつながりがある所もあるかもしれませんので、とりあえず探偵に相談してみても良いかもしれません。
ただ、当社では扱っておりませんので、よろしくお願いいたします。