神仏への願い?
2022年01月13日
新年を迎え、神社や寺院にお参りに行かれた方も多いのではないでしょうか?
正月の一週間辺りまでは、オミクロン株の流行も無く、外出をされた方も多いと思います。
それが原因かどうかは分かりませんが、13日現在のオミクロン株の感染者の増加が止まらない状況になっています。
それはさておき、神社やお寺への願い事というものに疑問があるので私見を述べたいと思います。
まず、神社は神官というのか、宮司さんが正式なのか、それは勉強不足なのですが、お寺の場合はお坊さんとか僧侶といいますね。住職とか和尚とも呼びますね。
これらは神仏に仕える身の方で、いわゆる聖職者と言うべき分野の最高峰ではないでしょうか?
その聖職者の浮気調査をした事がある探偵は当社だけではないと思います。
彼らも人間ですから、不倫をしたり離婚したりする場合もあるでしょう。
本来、そういった人間的な過ちを犯しそうな人はなるべき職業ではないような気がしますが・・・
そして、神社仏閣に願い事をしに行く行為についてですが、神社については、太古より、五穀豊穣や無病息災などを願って、各地域の神様に願いを込めた行事が行われてきた歴史があります。
なので、神社に願い事をするのは特に問題ないと思います。
しかし、お寺はどうでしょうか?
お寺は、仏教が源流になっている宗教の拠点です。
仏教とは、開祖は釈迦と呼ばれる、現在のインド付近の小国の王子様が悟りと呼ばれるこの世の真理を開眼した事により、その境地に至る方法を弟子たちに口伝で伝えたのが始まりといわれています。
つまりは、哲学に近い考えと言えるでしょう。
この辺りの事情も知らない人がどれだけいるのか、かなりの数になるのではないかと思います。
葬式の時にお坊さんが読み上げる念仏についてですが、色々な宗派があるので、それぞれの念仏になり、あの言葉はサンスクリット語という太古のインド地方の文章語であり、その中身は悟り、つまりは目覚める事、この世の真理を悟る法であり、それが体現出来た人を仏陀と呼ぶ事から、釈迦を仏陀と呼んでいるのです。
仏様というのは、悟りの境地に達した覚者という事であり、超常現象を起こせる能力者の事ではないのです。
その仏様を祭っている寺院に現生の願い事をしに行ったりするのは根本的に間違っています。
仏教を利用した商売を僧侶がしているというのが正確な事実です。
死人にお経を聞かせるのもナンセンスです。
聞かせるなら、日本語訳をしたものを生きているうちに伝えるべきであり、葬式を行った時に死者にお経を聞かせた所で、悟りがひらけるはずがありません。
このように、御祈願や葬式を行ったり、お守りを売ったりする事をしろとなんてお釈迦様は一言も言っていないはずです。
もしも彼らが言う地獄等があるのなら、無知な大衆を騙して営利をむさぼっている自分自身が落ちる事でしょう。