最適な調査車両②
2021年12月12日
前回、探偵が使用する調査車両について、軽自動車のワンボックス型のバンが相当有効に使用出来る事を書きました。
後半、しかしそれ一台では調査にならないという事も付け加えました。
というのも、軽のワンボックスバンが調査に有効と知らない探偵も多く存在しており、また、軽のワンボックスを使用せずともこれまで何とかなってきているという現実もあるからです。
この軽のワンボックスバンは、一台持っていれば凄く戦力になるという意味であり、これがあれば他は要らないという事ではなく、調査現場の場面によって、調査車両は使い分けるのが一番最適なのです。
例えば、高速道路を使用して遠方まで走行する調査対象者だった場合、軽自動車では追い付けない場面も出てきますし、それこそ制限速度を無視して高速走行をするような対象者だったら、見失ってしまう事でしょう・・・
という事で、探偵が使用する調査車両は、最低でも2000ccクラスの車があった方が良いと思われます。
さらに加速力のある車であれば尚良いでしょう。
とはいえ、2シーターのスポーツタイプの車とかでは調査になりません。
調査車両には、相当な量の機材を積む事になりますので、後部座席は必要ですし、トランクの容量も大きい方が便利です。
となると、どのような車が有った方がいいのかと言いますと、探偵社によるとは思いますが、一般的にワゴン車やミニバン、SUV型の車両が適しているといえます。
これらは、トランクの容量がどれも大きく、ミニバン等は三列目のシートを外してしまえば、そこが張り込み場所になる位のスペースになり、ミニバンを愛用している探偵さんを多く知っています。
とはいえ、大型のミニバンでは小回りが利かないので、中型のミニバンまでと限定されるのは当たり前ですが・・・
なので、アルファード等の大型ミニバンは適していませんし、ワンボックス車で人気のハイエース等も探偵が使用するには大きすぎるといえます。
もちろん、大型車を使用した方が調査に適している案件もありますから、余裕のある探偵社であれば、大型車を装備していても問題はありません。
しかし、あまり使用頻度が少ないのであれば、費用対効果を考えると、多く使用する車両を確保しておくのが通常です。
という事で、今回は使い勝手が悪い車両をあげてみますが、まず、スポーツカーやセダンタイプの車、そして排気量の小さい低馬力の車は使い辛いので、探偵には敬遠されます。