保健の先生が懲戒免職
2021年11月17日
保健室の先生が風俗店で働いていて懲戒免職になったというニュースが先日報道されました。
兼業に加えて、風俗店で働いていたことが教師として適切ではないという理由のようですが、もっともだと思われます。
まず公務員なので営利目的の副業は原則禁止されています。
一部認められているものもありますが、別の組織に所属して給与をもらうのは完全にアウトとなります。
どんなものが認められているかといいますと、執筆活動や講演・講師、小規模の不動産賃貸や農業です。
しかしこれらには許可が必要となりますので、申請して認められる事が必要ですが、投資については許可は必要ないようです。
また、風俗店で働くことは上記の副業禁止に当てはまると共に、保険の先生でも先生は先生ですし、立派な公務員ですから、常識的に考えて不適切であるのは間違いありません。
風俗業は違法ではありませんから、風俗店で働く事自体は問題ありませんし、風俗に対しての差別感などはあってはいけない事だという事は前提としておきます。
このように、教育関係の現場の人間の破廉恥事案やわいせつ行為の事案は、他の業界を圧倒しており、探偵を長年していると、教師や教育現場に従事している者が対象者となる不倫調査の案件を受ける事は相当数出てきます。
これはだいぶ前ですが、やはり保険の先生が調査対象の案件なのですが、うつ病だという詐病を使い、長期休職をしている最中、不倫相手の男と泊りで旅行に行ったり、深夜の密会を繰り返しているという事実が判明しました。
依頼人である対象者の夫も、間違いなくうつ病ではなく詐病だと断言しており、実に悪質な行為だと言えます。
休職中でも給料は満額でなくとも出ますし、病休のはずなのに出歩いて遊んでいる、さらには民事では不法行為である不貞行為まではたらいているという始末・・・
そして依頼人が言うには性依存症と思われ、夫だけでは物足りず、夫に限界がくると、深夜でも不倫相手を呼び出して車で不貞行為をしているのです。
旅行を尾行した時の様子も、走り回ったり、元気に動いており、とてもうつ病の人間には見えず、前情報があったとしても、詐病にしか見えませんでした。
子供が二人居るのですが、避妊をしないので妊娠してしまい何度も中絶をしているとの事でしたが、こうなってくると誰の子なのかも分からないし、調べようもありません・・・
探偵は調査に私心は入れないようにはしますが、この案件を扱った時は、気持ちの悪い嫌悪感がわいてきたのを思い出します。