お盆前の休日
2021年08月9日
夏の大型連休である「お盆休み」前の最後の休日ですが、お墓が近くにある人は、お墓の掃除に出向いているのを見かけます。
昨今は、お墓の管理が生活上難しいという理由で「墓じまい」して、お墓を無くしてしまう人が居る一方で、当社の近隣のお墓は増えているという現象が起きています。
やはり、田舎は保守的というか、まだまだしきたりに従うような風潮が残っているのかもしれませんね。
とはいえ、それほど遠くもない場所にお墓があり、代々土着して跡継ぎが居る家庭は、何もお墓を無くしてしまう必要もなく、横着せずに普通に先祖供養をすればいいだけの事であり、亡くなったご先祖様や祖父母に思いをはせる行為は尊いものだと感じます。
ただ、心霊研究科だの占い師だのの言葉に乗せられて、先祖供養を疎かにすると、先祖からの祟りがある等と言われて、本来は二束三文の仏壇に添える物を高額で買わされたりすることがあるので、ご注意して下さい。
あの世があるのかどうかは分かりませんが、特別な供養をしなければ、自分の子孫を不幸にする先祖や祖父母が果たしているのかどうか、はなはだ疑問です・・・
確かに、生きている人間の中には、悪党が居ますので、そういった人が死んで、あの世に行ったのであれば、悪霊と化して、現生の人間に悪さをするという考えもあるかもしれません。
しかし、あの世があるかも分からないし、あるのであれば、あるという事を証明してもらいたいものですが、それを果たした霊能者の類はこれまでに見た事ありません。
お化けが居るなら、これがお化けですと連れてきて見せてくれれば「あぁお化けや幽霊って本当にいるんだ」と納得出来ますし、天国や地獄があるのであれば、その写真でも撮って見せてくれれば、物理的に納得出来ます。
最近のテレビでは、心霊特集という夏の風物詩の番組がほとんど無くなりました。
一説によると、画像の解像度が上がりすぎて、合成写真や動画編集による偽物の心霊写真や動画がすぐにバレてしまうからだと言われています。
納得ですね。
あるユーチューバーが、霊能者の所に行って、偽物の心霊写真を鑑定してもらって、嘘を言っていないかどうか確かめるという企画動画を配信したのを見たことがあります。
この霊能者は、合成写真かどうかの判別は出来る人のようで、あまりにもくっきりと映っているもの、例えば、片足が消えている写真などでは、くっきりと足が消えているのは偽物と思われると判別していました。
そして全ての心霊写真において、疑問符を打ち、あまりにも出来のいい心霊写真のみ、これはもしかしたら本物かもしれないという判定で終わっています。
結果、嘘つきではない人のようでしたが、うやむやに終わった動画でしたね。
何が言いたいかと言いますと、証明できないものは信じないという方針で生きていれば、詐欺師に騙されずに済むという事です。
先祖の祟りがありますよとか言い出すインチキ霊能者が現れたら、もし先祖が自分を祟るなら、自分が死んであっちに行ったときにぶっ飛ばしに行くから、問題ないとでも言ってやりましょう。
すごすごと帰っていくはずです・・・