車での不貞行為
2021年04月27日
浮気調査をしていると、地方の場合、不貞行為を車で行う不倫カップルの案件に遭遇する機会が度々あります。
車での不貞行為は、行為そのものの証拠を取れる数少ない環境であり、これが撮影出来れば、誰が何と言おうと、言い逃れは出来ません。
ほとんどは、公園等の施設の駐車場や、閉店後も門なので閉め切らない店舗の駐車場、例えば大型商業施設やパチンコ店等がそれに当たります。
変わった所では、無人の神社やお寺の敷地内の駐車場、人気のない山の中という場所を使う人もいます。
四輪駆動車を乗っている不倫カップルの場合は海岸でというのもあります。
撮れれば、これ以上の証拠はありませんが、中々撮影は難しいのが現実で、対象者に調査がバレても、この一日の調査にかけるという決心がなければ、車の中の撮影はしないで、車の出入りや揺れを動画で撮影しておき、別の機会を待つという作戦もあります。
何故かと言いますと、複数の不貞行為の証拠がある方がより優位に事が進められるので、一回こっきりの証拠として調査を発覚させてしまうより、何度か会っている証拠を掴んだ後に、調査が見つかっても決定的な画像を取得すれば、以前の同じ状況も、不貞行為をしていたと推認できるようになるからです。
これらの判断は、依頼人様によるものになりますので、必ず事前に、又は緊急の場合は調査現場から連絡を入れる事になります。
撮影した事が見つかっても良いのであれば、こっそり車に近付いて、窓越しに撮影してしまえば良いので、それほど難しい事ではありません。
最近の車は後部座席の窓とリアウインドウがスモーク張りになっていますが、赤外線を使用して、スモークガラスを透過して撮影をしますので、スモークガラスは特に問題はありません。
もちろん、そういった特殊な機器を持っていない探偵でしたら無理な作業となりますが・・・
なので、夜間の撮影に必要な暗視カメラ等を装備している探偵社を選ばないと、ろくでもない真っ黒な証拠画像を提示される場合があるので、探偵選びの一つの指針といえるでしょう。
調査現場の環境が良ければ、例えば公園施設の建物付近に車を停めていた場合、その建物の屋根に登って、上から下の車の中を撮影する事もあります。また、枝のある大木が車の付近にあれば、木登りをして、やはり上方から車の中を撮影出来ます。
この場合は、シートを倒していても、上からのぞき込めるので、ハッキリと不貞行為を撮影出来ます。
こういった証拠画像は、行為そのものが映っていますので、依頼者様に視聴して頂くと、とてもショックを受ける事になります。
泣き出してしまった男性の依頼人様も居たほどです・・・