間接証拠
2021年04月26日
浮気を疑って、配偶者のメールやラインのやりとり、車のナビゲーションシステムの走行記録、レシートや領収証、JRのスイカの記録等を元に、ほぼ浮気を断定出来る内容のものが出てきたとしましょう。
しかしこれらは「間接証拠」というものになり、決定的な証拠とはならないといわれています。
ただ、決定的な証拠が後に手に入った場合、間接証拠は効力を発する事になるので、間接証拠でも手に入れておく事は無駄ではありません。
大事なのは、間接証拠しか取得出来ていない段階で、配偶者を問い詰めたり、自分で浮気調査をしてしまう事をしてはいけないという事です。
決定的な証拠とは、不貞行為をしたという事を客観的に認められるものであり、ラブホテルへの浮気相手との出入りの画像等がそれに当たります。
こういった直接的な証拠が手に入れば、以前から取得していた間接的な証拠も、その時点から浮気をしていたという証明になり、推測から推認になります。
不貞行為の決定的な証拠がある以上、浮気をしていた事実は覆せませんので、いつから浮気していたかを間接証拠によって追及が出来るようになります。
ドライブレコーダーも間接証拠の一つとなりますが、今のドライブレコーダーは、エンジンを切った後でも車の周囲を撮影しているものもあり、ラブホテルへ浮気相手と出入りする画像が撮れていて、配偶者が自分自身で直接証拠を撮影していたという事例もあるようです。
なので、まずは車を乗っているのであれば、ドライブレコーダーのメモリーを取り出してデータを抜き出してコビーする作業をすると効果的でしょう。
ドライブレコーダーの機種や機能によっては、真正面の画像しか取れていない場合も多いですが、やってみる価値はあります。
前述した間接証拠は、全て画像にして残しておく事をおすすめします。
スイカの履歴などはプリントアウト出来るので、それでいいですが、レシートなどはコピーでも構いませんが、スマホのカメラで画像で残しておくと良いでしょう。
ナビゲーションの走行軌跡、メールやライン等の文章もカメラで撮影し、データとして残しておきましょう。
そしてこの時期に、焦らずに、平静を装い、ぜひ探偵にご相談ください。
間接証拠でほぼ浮気は断定出来ていて、配偶者がまだ無警戒で浮気に夢中になっているこの時が、浮気調査の最適な時期といえるからです。
無警戒の対象者に対する調査は簡単に終わります。当然の如く、日数も掛かりませんから、調査料も安価に済みます。
絶対に間接証拠しか無い段階で、配偶者を問い詰めたりしないようにしましょう。