スマホの覗き見をやり返されたら
2021年04月7日
配偶者の浮気を疑い、スマホの中身を見て、ある程度の情報を得たとしましょう。
その後のあなたの態度の変化に気付き、配偶者から、逆にあなたのスマホを見られてしまったら・・・
そして、そのスマホの通信履歴に探偵事務所の電話番号があったら・・・
これは、実際に起きる事がある事例でして、スマホの中身から間違いなく浮気をしている確証があるのに、いくら調査をしても浮気の証拠が得られないという事象が起き、どうもおかしいので、依頼人のスマホを無造作にテーブルに置いておいてもらって、隠しカメラで監視をしてみました。
すると配偶者がコソコソと、依頼人のスマホの中身を確認している画像が取れました。
探偵に相談し依頼している事が筒抜けだったのです。
自分がやる事は、相手にもやられる可能性があると言う事ですね。
上記の例だと、もうしばらくは調査は不可能だと思った方が良いでしょう。
探偵に依頼しているのが配偶者にバレたら、ある程度の期間、又はずっと浮気をしなくなったり、浮気相手と別れたりして、浮気の痕跡を消すのは当たり前です。
スマホの中身には浮気を思わせる内容のメールやラインでの会話の内容があり、それを写メで証拠として残しておいたとしても、決定的な証拠とはなりません。
ふざけて不倫ごっこをしていただけと言われたら、それまでです。
中には、不貞行為の最中の画像をスマホに残している人も居るので、その画像を取得する事が出来れば、それ自体が決定的な証拠となるので、その場合は、探偵に依頼するまでもないのですが、探偵に依頼するという事はそこまでの証拠が得られていないという事です。
なので、配偶者のスマホの中身を見て、浮気の確証を得たら、それを画像として保存するまでは良いのですが、そこから先は、自分自身がその証拠の保存と、スマホのロック、又はスマホのデータの移動等をし、探偵社の電話番号を電話帳に保存しないのと、通話履歴を毎回削除するなどをして、自分の情報を守るという行動が大事です。
ある依頼人の場合、乗っている車に対象者からGPSを装着されていて、探偵事務所に行ったことがバレバレだったという事例もあります。
警戒心の強い対象者だと、自分の浮気をバレないようにする為に、夫(妻)の行動まで把握して、スキのない不貞行為をする程の猛者も居るのです。
ただ、こういった事例は少数なので、全ての人がここまで気を付けなければならない訳ではありませんが、もしも浮気の疑いのある配偶者の性格が猜疑心が強い感じの人の場合、自分が逆に調査をされているかもしれないという事を考慮に入れて、浮気調査に入るのが賢明です。