浮気調査で自身がやるべきこと
2021年03月2日
浮気調査においては、基本的に、探偵に依頼して任せてしまうのが賢明といえます。
とはいえ、依頼人様自身が出来る事もありますが、その前にやってはいけない事を説明します。
それは、探偵の真似事をしてしまう事です。
尾行や張り込み、聞き込み等を自分自身でやってしまい、失敗してしまう事が一番不利益になる行為であり、絶対とはいいませんが、やらない方が無難です。
例外として、まれに探偵並みに証拠を掴んだという人を見かけますが、とても運が良かったとしか言えません。
当社に相談に来られた方で、配偶者の浮気相手の所在調査だけ依頼されて、二人が会っている現場の証拠は自分自身で取得した方が以前おられましたが、証拠は取れましたが、尾行は見つかり、より警戒されるようになってしまったようです・・・
一回分の証拠だけで良いのなら、こういった賭けを試みても良いかもしれませんが、裁判まで行くかもしれないと思うならやめておくべきです。※複数回の不貞行為の証拠が必要といわれているので
では、何なら自分自身でやっても良い調査なのかと言いますと、探偵に依頼される前に、配偶者の行動パターンをつかんでおく事です。
何曜日が怪しいのか、週に何回なのか、月に何回なのか、泊まりもあるのか、仕事をしているのなら出勤表を把握する事は出来るのか等の配偶者の動きにつながるデータを収集する事は、特に怪しまれる事もなくやれるはずです。
もちろん、自然な感じで情報収集はしなくてはいけませんので、今まで聞かなかったような事を配偶者に聞いたりする時は、自然な流れて聞いたように話を作る事も大事です。
あとは今ではスマホの中身を見て、情報を得るという荒業もあります。
昔は携帯電話(ガラケー)のメールやパソコンのメールやネットの検索履歴を調べるという方法もありましたが、今はスマホ全盛なのでスマホの中身でほとんどの情報が得られるかもしれません。
ただ、これも見つかったら警戒されるようになってしまいますので、まだ油断しているうちで、見られる時間がある程度とれる環境の時にやらなければなりません。
もし、見知らぬ異性との写真やラインやメールの文面、電話帳にある番号を画面に出せたなら、それを自分のスマホで撮影しておきましょう。
運が良ければ、写真だけで確たる証拠になり、探偵に依頼せずに済んでしまう事もあり得るでしょう。
これはチャンスがあればの話ですので、これも見つかる危険性があるならやめておくべきです。
そして前述した配偶者の行動パターンのデータを元に探偵と協議して、不倫していると思われる濃厚な日を調査日として調査をするのが賢明です。
何も分からないまま、何日も調査をするのは費用の面でも高額になってしまいますので、面倒くさがらずに怪しい日を見つけ出す事が自分自身でやれる安全で大事な調査です。